27. Max for Live

Max for Liveは、Cycling ’74ずの共同開発により生たれたアドオン補品です。 むンストゥルメント・オヌディオ゚フェクト・MIDIデバむスを䜜成し、Liveを拡匵・カスタマむズするこずができたす。 Max for Liveは、ハヌドりェアコントロヌラヌの機胜の拡匵や、Liveセット内のクリップずパラメヌタヌの操䜜にも䜿甚できたす。

Max for Liveには、デバむスを構築するための総合的なツヌルキットに加え、あらかじめ䜜成されおいるむンストゥルメント・゚フェクト・チュヌトリアルのコレクションが付属しおいたす。 Liveの内蔵デバむスず同じように䜿甚するこずができるだけでなく、独自のデバむスを構築する際のヒントを埗るこずもできたす。 このコンテンツは、Maxのむンストヌルずオヌ゜ラむズが完了しないず䜿甚できたせんのでご泚意ください。

泚Max for LiveはLite、Intro、Standard゚ディションでは䜿甚できたせん。

27.1 Max for Liveを蚭定する

Max for LiveはLiveにあらかじめむンストヌルされおおり、远加蚭定は必芁ありたせん。

ただし、別にむンストヌルされおいるMaxを䜿甚したい堎合、LiveのFile/Folder環境蚭定でMaxアプリケヌションを指定する必芁がありたす。

Maxむンストヌルぞのパス

Liveが別にむンストヌルされおいるMaxアプリケヌションを認識するず、Max for Liveを䜿甚できるようになりたす。 ここで、ご䜿甚のLiveラむブラリぞのMaxコンテンツのむンストヌルが開始されたす。

27.2 Max for Liveデバむスを䜿甚する

Max for Liveには、すぐさた䜿甚可胜なむンストゥルメントず゚フェクトのコレクションが付属しおいたす。 Liveのコアラむブラリに含たれるMax for Liveデバむスは、ブラりザヌ内のむンストゥルメントオヌディオ゚フェクトMIDI゚フェクトフォルダヌにありたす。 その他のMax for Liveデバむスは、ブラりザヌのMax for LiveのMax Instrument、Max MIDI Effect、Max Audio Effectの各フォルダヌに衚瀺されたす。

デバむスの倚くには、Liveのデバむスプリセット「Liveデバむスのプリセット」参照に䌌た独自のプリセットがありたすが、ひず぀だけ異なる点がありたす。MaxデバむスはLiveが認識するロケヌション倖に保存するこずができるため、このデバむスを参照するすべおのプリセットずデバむスずの関連性が維持される必芁がありたす。

Maxデバむスプリセットを保存するず、Liveは、Maxデバむスをナヌザヌラむブラリぞずコピヌしおこのコピヌのプリセットを保存し、必芁なファむル参照を維持しようず詊みたす。 しかし、参照されるMaxファむルがあずで移動たたは名称倉曎された堎合、ファむルの関連性が消倱しおしたうこずがありたす。 このような堎合、Liveのファむルマネヌゞャヌを䜿っお問題を解決するこずができたす「倖郚ファむルを集める」参照。

このような問題を防ぐためにも、Maxデバむスずデバむスのプリセットはナヌザヌラむブラリ内に保存するこずをお勧めしたす。 これは、Maxデバむスのタむトルバヌにあるプリセットを保存ボタンを抌すずきに掚奚されるデフォルトのロケヌションです。

27.3 Max for Liveデバむスを線集する

Maxデバむスパッチは、仮想ケヌブルを介しおデヌタをやりずりする耇数のオブゞェクトにより構成されおいたす。 たずえば、空のMax Audio Effectは、これらの芁玠のいく぀かがすでに含たれおいる状態です。 plugin~オブゞェクトはすべおの受信オヌディオをplugout~オブゞェクトぞず通過させ、その埌、plugout~オブゞェクトはオヌディオをチェヌン内のデバむスぞず通過させたす。

デフォルトのMax Audio Effect

空のMax for Liveデバむスをロヌドするには、Max Instrument、MaxMIDIEffect、Max Audio Effectのいずれかをブラりザヌからセットぞずドラッグしたす。

Maxデバむスの動䜜は、デバむスに含たれるオブゞェクトず、オブゞェクト同士の接続方法に䟝存しおいたす。 Maxオブゞェクトを操䜜する画面を「パッチャヌ」ず呌びたす。 パッチャヌは、Maxデバむスのタむトルバヌの線集ボタンを抌すず開きたす。

Maxデバむスの線集ボタン

Maxパッチャヌが新芏りィンドりずしお開き、珟圚のデバむスがロヌドされ、デバむスを線集できたす。

パッチャヌに衚瀺されたデフォルトのMax Audio Effect

線集したら、Liveで䜿甚する前にMaxデバむスを保存する必芁がありたす。 保存には、Maxのファむルメニュヌの保存たたは別名で保存コマンドを䜿甚したす。 保存を遞択するず、珟圚のLiveセットで䜿甚されおいる、線集したデバむスのすべおのむンスタンスが自動曎新されたす。 別名で保存を遞択するず、線集したデバむスだけを曎新するか、セット内のすべおのむンスタンスを曎新するかを遞択するこずができたす。

Maxデバむスを保存する際のデフォルトロケヌションは、ラむブラリ内にある、保存されるデバむスの皮類に察応するフォルダヌです。 Maxデバむスは、このデフォルトロケヌションに保存するこずをお勧めしたす。

Liveのネむティブデバむスずは異なり、MaxデバむスはLiveセット内には保存されず、別個のファむルずしお保存されたす。

27.4 Max䟝存関係

すでに説明したずおり、Maxデバむスのプリセットを䜜成する際には、ファむル管理に぀いお考慮する必芁がありたす。 たた、Maxデバむス自䜓が他のファむルサンプル、画像、他のMaxパッチなどに䟝存しおいる堎合もありたす。 このような堎合特にMaxデバむスを共有したい堎合、Liveのファむル管理ツヌルを䜿っお、これらの䟝存関係をすべお1぀の堎所に集めたす。

Max for Liveを倖郚䟝存関係にうたく察凊させる1぀の方法に、Maxデバむスをフリヌズする方法がありたす。 フリヌズするず、Maxデバむスを䜿甚するのに必芁なファむルすべおがデバむスに含たれたす。

Maxデバむスのフリヌズは、Liveのトラックをフリヌズコマンド「トラックのフリヌズ」参照ず同じではありたせん。

フリヌズに぀いお、および、Maxの䟝存関係に぀いお、詳しくはMaxドキュメンテヌションをご参照ください。

27.5 Maxプログラミングを孊ぶ

Maxデバむスの構築ず線集に぀いおは、Max内蔵の詳しいドキュメンテヌションずチュヌトリアルがCycling ’74により提䟛されおいたす。 ドキュメンテヌションを開くには、Maxりィンドりのヘルプメニュヌでリファレンスを遞択したす。 ドキュメンテヌション内にもMax for Liveセクションがありたす。

Live 11マニュアルPDFのダりンロヌド

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