Live 11の新機能

理想の演奏テイクを作り出そう

テイク録音/コンピング

複数回にわたって録音した音声やMIDIを個別のテイクとして整理。 うまく演奏できた部分を各テイクから選んで組み合わせれば、理想のテイクができあがります 。 複数のサンプルを任意に選んでコンピング機能でつなぎ合わせることで、これまでにない音作りが可能に。

トラックの連結編集

複数のトラックをつなぎ合わせて、そこに含まれているものを同時編集することが可能。 複数のトラックに録音した楽器の編集をカンタンにすばやく行えるほか、複数のミュージシャンを録音したときにも演奏タイミングを保った状態で編集できます。 オーディオトラックとMIDIトラックのどちらでも同時編集が可能です。

さらに豊かな演奏表現を実現

MPE対応コントローラが使用可能

MPE対応コントローラを接続すれば、コードを構成するノートのひとつひとつで、ベンドやスライドといった奏法や、プレッシャーの加減が可能になります。 演奏で繊細な違いをつけることはもちろん、異なるコードにモーフィングさせたり、テクスチャーを次々と変化させたりと、幅広い演奏表現が実現します。

MPEとは?

MIDIポリフォニック・エクスプレッションを意味するMPE。 MPE対応機器を使って、ひとつひとつのノートで複数のパラメータをリアルタイムにコントロールすることで、より表現力豊かな楽器演奏が可能になります。

ピッチ/スライド/プレッシャーの変化を表示するLive 11のノートエクスプレッションビュー

ノートエクスプレッションビュー

ピッチ、スライド、プレッシャーといったパラメータをノートごとに設定するための専用ビューを搭載。奏法による音の変化具合を自分のイメージどおりに調整することができます。 設定を変えた演奏を複数用意してシーケンスを組むことで、フレーズの音色変化を作り込んでいくことも可能。

MPEタブを開いたWavetable

さらに表現力を増した音源を収録

Wavetable、Sampler、ArpeggiatorがすべてMPEに対応。LiveのデバイスごとにMPE用のプリセットが付属するので、面倒な設定は不要で、さらに表現力を増した奏法を実践できます。Pushのアフタータッチも個別のノートごとに演奏することが可能。

音作りの可能性を広げる新デバイス

Hybrid Reverb

コンボリューションリバーブとアルゴリズミックリバーブを組み合わせたHybrid Reverb。 現実の環境を忠実に再現するものから、物理的には不可能な世界まで、あらゆる空間表現を可能にします。 アルゴリズミックリバーブの要素で操作して残響にモジュレーションを適用するもよし、コンボリューションリバーブの要素と並行/直列で同時に使用するもよし。楽器のように演奏してリアルタイムな音作りを行うこともできます。

Hybrid Reverb
Hybrid Reverb

Spectral Resonator

入力音をパーシャル(倍音を構成する部分音)に分割して引き延ばし、まったく違う響きに変えてしまうデバイス。周波数やノートによって、繊細な変化と過激な変化の両方を生み出します。 MIDIサイドチェイン入力により、調性の取れた状態で音を処理することや、ポリフォニックシンセのように演奏することができます。

Spectral Resonator
Spectral Resonator

Spectral Time

音をパーシャル(倍音を構成する部分音)に変容させて周波数ベースのディレイで処理することで、金属的なエコーのほか、周波数を変調させたリバーブのような効果を生み出します。 ビートのタイミングに同期させる設定や、テンポにとらわれない自由なエフェクトの適用が可能。作成した音をフリーズ機能で維持して、つんのめるようなグルーヴやグリッチのほか、洗い流すような音色へさらに変更していくことができます。

Spectral Time
Spectral Time

PitchLoop89

初期のデジタルエフェクト・プロセッサーPublison DHM 89に着想を得てRobert Henkeと共同制作したMax for Liveデバイス。 小刻みなグリッチ、艶やかなデジタルディレイ、奇妙なビブラートなどの効果によって、スタジオ制作での個性演出やライブパフォーマンスでの瞬間的な即興操作で活躍するピッチシフター。

Inspired by Nature

Dillon Bastanとの共同制作によるInspired by Natureには、自然界の物理現象からアイデアを取り入れた、遊び心あふれるインストゥルメントとエフェクトを6種類収録。

再生: Vector FM
Vector FM

Vector FM:音の分子で表されるFMオシレータのさまざまな組み合わせを操ります。 音の動きとボイス数を自由に試して、めくるめく変わり続けるモジュレーションとテクスチャーを生み出します。

再生: Vector Grain
Vector Grain

Vector Grain:モジュレーションの様子を可視化する操作画面上で音の分子を動かすグラニュラールーパー。引力や磁力で音の分子を自由に操作したり、音の分子の分布図でループを組んだりと、新しいアプローチの音作りを提供します。

再生: Vector Delay
Vector Delay

Vector Delay:音の分子のひとつひとつを可視化するマルチタップ・ディレイ。分子ごとに異なるディレイを適用し、音の動きを物理的な力で操作することでピッチシフト・リバースディレイなどの効果を生み出します。

再生: Emit
Emit

Emit:スペクトログラム全体に散らばる音の分子を使って、再生中のサンプルのグレインを可視化するグラニュラーシンセサイザー。グレインを縦方向に動かすことで、フィルターとパンニングを表現します。

再生: Tree Tone
Tree Tone

Tree Tone:植物を参考にしたフラクタル模様を育成してレゾネーターとして使うことで、ノイズの作成や入力音の変化を行うデバイス。

再生: Bouncy Notes
Bouncy Notes

Bouncy Notes:ピアノロールで球体を上下させてピッチシフトディレイやアルペジオの効果を生み出す、“重力”をもとにしたMIDIシーケンサー。

ライブパフォーマンスでできることが充実

Play video: テンポ追従と機能性の向上したマクロの実践例を披露するプロデューサーとドラマーのコンビ

テンポ追従

入力音のテンポをリアルタイムで検出して、Liveのテンポを自動で調節する機能。 Liveのテンポに合わせてバンドが演奏するのではなく、バンドの一員として変化に富む生演奏にLiveが追従します。DJであれば、テンポに同期するエフェクトとしてLiveを活用することも。

保存済みのマクロバリエーションが表示されたInstrument RackとAudio Effect Rack

マクロ設定保存

マクロの設定状態を保存して、好きなときに呼び出す機能。複数の設定を瞬時に呼び出して音色に違いを付けたり、パフォーマンスで起伏のある展開をつけたりするのに最適です。

ラックの機能向上

ラック内のマクロを1~16個の任意の数に設定可能。設定したマクロの値には、ランダマイズを適用できます。ランダマイズを起動するボタンにMIDIマッピングも可能。リアルタイムで劇的な変化を生み出して、オーディエンスだけでなく、自分自身にとっても新鮮な驚きを得ることができます。

偶然性を制作に活かす

ノートの発音率にランダマイズを適用するボタンが表示されたMIDIクリップ

ノート発音率

メロディーやドラムのフレーズに含まれるMIDIノートの鳴る確率を設定して、再生するたびに変化するバリエーションを生み出します。

ベロシティ変化率

ベロシティを変化させる範囲を設定して、均一ではない人間らしい抑揚でパターンを変化させます。

8つのクリップが選択され、フォローアクションのメニューが表示されたLive 11のセッションビュー

さらに可能性が増したフォローアクション機能

フォローアクションがクリップの長さと連動するようになったことで、複数のクリップ間を移動するおもしろい展開をさらにすばやく作成します。 シーンでフォローアクションを使えば、次々と変化し続けるアレンジを生み出すこともできます。 フォローアクションを設定して特定のクリップに移動したり、全体のフォローアクションの有効/無効を切り替えたりすることも可能です。

新たに生まれ変わった音源

新たな楽器音源

Spitfire Audioとの共同制作のもと誕生した3種類の楽器音源が、室内楽演奏の抑揚豊かな音色をあらゆるタイプの楽曲に提供します。

Upright Piano

Upright Pianoは、アップライトピアノの自然なぬくもりを楽曲に吹き込みます。 閉じた空間で録音することによって、“近さ”を感じさせる往年のサウンドを実現しました。そのままの状態でフォークソングに使うもよし、大胆に変化を加えてエレクトロニックミュージックに取り込むもよし。数多くのジャンルで活躍します。

Brass Quartet

トランペット、フリューゲルホルン、テナーホルン、トロンボーンといった豊かな管楽器の音色をフィーチャー。 自然な息づかいや、幅広い表現力と音色で金管四重奏の魅力を引き立てます。

String Quartet

ピチカートの繊細な響きから、ふくよかで活き活きとしたレイヤーまで、弦楽四重奏のリアルな音色とテクスチャーをパッケージ。 2本のバイオリン、ビオラ、チェロによる音は、感情を揺さぶる響きを奏でるほか、自由に変更を加えて作り込んでいくことも可能です。

テーマにそって厳選したPackがCurated Collectionsに追加

音楽スタイルやシーンが変わっても根底で一貫している普遍的なテーマにそって、3種類のPackを制作しました。 インストゥルメント、クリップ、サンプルなどを厳選して各Packに収録しています。

Voice Box

ボーカル処理に革新をもたらすVoice Box。 多彩な声から録音した最新のボーカルサンプル集、声を使って演奏するインストゥルメント、そしてボーカル処理用に設計されたエフェクト・ラックを収録。

Mood Reel

最新鋭のストーリーのような世界観を生み出す音源コレクション。 情景を喚起するインストゥルメントは、自然な音と人工的な音を重ね合わせてたハイブリッド。ムード、空間、動きといった要素を制作で表現します。

Drone Lab

ドローンのことなら「Drone Lab」にお任せ。 多彩な聞き心地のサンプル、自動生成されるノイズ、マルチサンプリングした楽器音、実験的な音作りを可能にするデバイスやエフェクト・ラックなど、多彩に収録。何層にも折り重なって変化していく持続音を生み出します。

Live 11:2021年上旬に発売!

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ミキサー、打楽器、Live 11の映ったラップトップのハイアングル撮影

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