Jan Nemecek: 持続的な進化のために

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Jan Nemecek: 持続的な進化のために

Jan at Resonate Festival, Belgrade 紛争によって傷を負った社会では、あらゆる側面において、過去からの悪影響を受けずに未来を構築することが困難です。セルビアのような、命のはかなさとコミュニティの破壊がまだ記憶に新しい国では、クリエイティブな実践はより深い意味を持ちます。一部のアーティストにとっては、継続するというだけでなく、進化を続けることが社会の進歩と歩調を合わせる上で必須条件となっているのです。 Jan Nemečekはそんなアーティストの一人。プロデューサー、サウンド・デザイナー、インスタレーション・アーティストとしての功績により、彼はセルビアの実験音楽の先駆者とされています。彼の最新アルバムである『Fragmented』は、音の粒子を再構築することで、それ以上の大きな全体を作り上げようと試みた作品です。Janは、セルビアのシーンについての考えや、シンプルなエフェクトを実験的に使用する方法を語ってくれた上に、みなさんにも試してもらえるよう彼自身のエフェクト・ラックを提供してくれました。 セルビアで実験音楽家として活動することがどんなことか、その実態を少し話してもらえますか? ここにはシーンと呼べるものはほとんど存在していません。実は同じ音楽を作っていても、それぞれの集団やレーベルが勝手に活動しているだけでまとまりがないからです。そういう意味でとても奇妙なところです。そして現時点では、90%の人たちがハウスを作ろうとしています。それが一番流行っている音楽なので、みんながそれに引き寄せられてしまっていますね。でも、誰も結束していない。もう何年もそういう状態が続いています。何年か前はテクノが流行っていたので、みんながそれを作って小さなプロダクション・チームを作っていました。コミュニティ内の異なる人々による相互作用が本格的に起こったことはありません。 なぜそんなにバラバラになってしまっているのでしょう? ここの人たちと、そのメンタリティのせいだと思います。みんなが一丸となって何かを成し遂げたかと思えば、次の日にはもうお互いにケンカしたり口をきかなくなったりしてしまう。僕はそういうところからは、なるべく離れるようにしてきました。僕は、「昨日の味方は今日の敵」というような考えには同意できないからです。これは音楽にも表れていると思います。現在誰もが、私たちの歴史や文化的背景に関連性のないハウス・スタイルの音楽を作っていることも、僕には受け入れられません。 基本的に、私たちはジャンルの枠に捕われています。実験的音楽を発表する場所はほとんどありません。一年ほど前までは、ほんの少しの実験性がある音楽さえも実践している集団はいませんでした。聴衆についても同じです。より試験的なサウンドを聴くのに慣れるには時間がかかりました。 Jan performing live at Resonate Festival, Belgrade この数ヶ月間、90年代のベオグラードやセルビアのエレクトロニック・ミュージックの進歩についての記事が立て続けに公開されています。これに対する、実際にそこで音楽を作っているあなたの反応は?これらはあなたにとって何か意味のあることですか? 「90年代のセルビア・クラビング」というのは、既に長い間メディアが好んで取り上げて来た題材です。特に海外の雑誌はこれについて書くのが好きですね、いい話だからです。戦争で引き裂かれ、戦犯がはびこる地域で、世界から隔離されながらもテクノのレコードを買い続けていた... 外国の人たちにとってはロマンティックで魅惑的な物語です。 僕自身はあまり... これを誇りに思ってはいませんが、若い世代のシーンがこれだけ注目を集めていることには驚いています。Resonateのようなフェスティバルのおかげで、若いアーティストたちが積極的に取り上げられています。『Dazed and Confused』誌が、セルビアのフットワーク・シーンについて書いているくらいです。面白いのは、フットワークがここで人気を集めるようになったのは過去1〜2年のことですが、ここで流行った音楽の中では最も独特で新鮮なサウンドです。その勢いは、僕が自分のレコードを完成させ、やりたいことをやり続ける原動力にもなりました。彼ら、こちらのTeklifeのクルーとは個人的にも仲のいい友達で、とてもサポートしてくれています。 でも古いシーンの人たち、つまりみんなが雑誌で読むテクノ・クラウドには、このことが受け入れられないようです。「俺たちよりもこのキッズたちの方が人気があるとはどういうことだ?」と疑問を持つ。地元ではちょっとした抗争になっているんです。年上のテクノ系の人が、ポスターで自分の名前よりもTeklifeの表記が大きかったと文句を言って。まだこうしたメンタリティに凝り固まっている人が多いので、小さな変化でも驚くべきことです。でもメディアからの注目のおかげで、みんなが本当に自分のやりたいことをやっても国際的に認めてもらえることが出来ると信じるようになりました。代わり映えしない四つ打ちばかりを作り続けなくてもよくなった。 Preparing to perform the Line of Sight installation at Resonate Festival 今年のResonate Festivalで公開されたインスタレーション、「Line of Sight」にはどのように関わっているのですか?Liveを使って、照明装置を直接操作していたように見えましたが。 僕たちはLiveを、このインスタレーションのタイムラインとして使用しました。僕は多数のMax for LiveとAbletonのパッチ・チェーンを用意し、セミ・ランダムなMIDIメッセージを送っていました。僕たちはAbletonから操作信号を送る、生成的なセットアップを構築しました。僕はMax for Liveの、Liveのパラメータを何でも照明のシグナルにマッピング出来るユーティリティ・パッチを使って照明を操作しました。つまり、例えば、フィルター・カットオフと照明の強度を関連づけることが出来るんです。でもそのほとんどがランダマイズされていました。プリセットされていたものはほとんどありません。全ての値、音符、タイミングは、毎回プレイする度に変わりました。ですから、僕たちがインスタレーションを「演奏」する度に、全く異なる内容になりました。 あなたのサウンド・パレットにある音源は、すっかりモジュレートされて原型を留めていないものばかりのようですが... この1〜2年ほど、僕はサンプルを元の音色が全く分からないほどディストーションとモジュレーションをかけるのが病みつきになっているんです。前のアルバムでは、多くのアカペラのカットアップを使用しましたが、まだ言葉が聴き取れる程度でした。今回は、もっととことんやっています。音楽というのは、聴く人それぞれに主観的な感想を持ちますよね?この考えが、僕を最も微細なサウンドや要素、コード進行に執着させるようになりました。僕は、音楽のミクロな要素にフォーカスするようになったんです。サウンドの粒子をモジュレートし、別のものに変化させる。半分以上の曲には、オリジナルのサンプルが含まれていません。オリジナルの音源は、女性がアコースティック・ギターをマイクで録音したものなどです。シンクされていない拍子や変な自然の環境音をリミックスする方が、よほどやりがいがありますからね。...

KeycheeがPushを語る: パフォーマンスと作品制作の融合

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KeycheeがPushを語る: パフォーマンスと作品制作の融合

Pushユーザーの作曲とパフォーマンスのテクニックの多様性は、興味深く、インスピレーションを与えてくれます。今回Abletonが紹介するのはPushテクニシャンのKeycheeです。彼がビートメイキング・プロセスをパフォーマンスに融合させる様子を下のビデオからご覧ください。 Keycheeのパフォーマンスには、彼独自のPushフローをいくつか見受けることができます。Push最上列のクリップ停止ボタンを使用して、ブレイクダウン・セクションをオンザフライで作成し、レイヤーを重ねすぎないようにしています。 Pushのクリップ停止ボタン KeycheeのDrum Rackも注目です。ハイハットにループを使用し、ドラムパッドとステップ・シーケンサーを用いてループの「スイング・シーケンサー」的なツールとして使用しています。キックドラムはMax for Liveデバイスのトリガーにも使用されており、ベース・シンセのフィルター・カットオフ値をリセットしています。こうすることで、Keycheeはフィルターをより直感的に操作し、ビートを調整できます。 すべての要素をまとめ、完成したトラック「Womania」をお聞きください。 Keycheeのフローは、パフォーマンスとしても、リアルタイムで作成されたトラックとしても見事なものです。Keycheeのセットを利用できます。ダウンロードしてインスピレーションを受け取りましょう。 Keycheeについてさらに詳しく: Bandcamp SoundCloud

壮大なサウンド:Sample Logic Rhythomatixでシネマティック・パーカッションを作成

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壮大なサウンド:Sample Logic Rhythomatixでシネマティック・パーカッションを作成

壮大 ― 時としてそんな何かが欲しくなるもの。「壮大」とは、必ずしも「ビッグ」であるとは限りません。壮大な作品とは、繊細に重ねられたパートから構成され、圧倒のクレッシェンドへとつながっていることも多いのです。Sample Logic Rhythomatixは、こういった壮大な構造を生み出すパーカッション・サウンドとループの豊富なコレクションです。コレクションのサウンドだけをレイヤーしたり、お手持ちのライブラリの他のサウンドと組み合わせて使用したりできます。Rhythomatixはこちらからご試聴いただけます。 奥行きのあるリバーブのスネアから氷河が崩れる音のようなシンセ・ハイハットまで、ひろびろとした空間を感じさせる幅広いサウンドが用意されています。自己主張しすぎることなく、リズムをうまく引き立ててくれます。シネマティック、インダストリアル、ヒップホップ・トラック向けのビート構築用素材をお探しなら、Rhythomatixがおすすめです。 Rhythomatixについてさらに詳しく

次のブラジル:リオとサンパウロの新たな音楽

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次のブラジル:リオとサンパウロの新たな音楽

Abletonのホームタウンであるベルリンでは、花火、歓声、祝杯の響きが通りに響き渡っています。ドイツが勝利の喜びに浸っているうちに、ワールドカップ2014開催国ブラジルに関連したシリーズ記事の最終回をお届けします。ブラジル音楽の歴史を紐解く記事、ブラジル音楽界の長老の一人ドゥドゥ・マローテのインタビューに続く今回は、Christinane Kakaireによる、プロデューサー・シーン最前線と21世紀のブラジルで音楽を情熱の対象とすることについてを考察する記事をお送りします。 上向きの経済、熱帯性の気候、カーニバル文化は、ブラジルを資金力のあるダンス・ミュージック業界になじみの良い環境にしています。「エコノミスト」と「フォーブス」の両誌は近年このテーマを特集し、毎年開催されるRio Music Conferenceの成長見通しとバルネアーリオ・カンボリウーのビーチ・リゾートとしての人気の高まりに数万~数百万ドルにも上る価値を付けるほどになっています。「ブラジルのイビザ」としても知られるこのエリアでは、WarungやGreen Valleyといった有名クラブにお祭り好きが集まり、VIPルームやボトル・サービスといったサービス提供が観光客だけでなく急速に拡大する中産階級層にも人気を博しつつあります。 ビッグ・ルームDJ文化はブラジルのナイトライフに確固とした基盤を築いていますが、その一方で、より複雑なストーリーが浮かび上がりつつあります。ブラジルのDIYエレクトロニック・ミュージックの輩出量は、チリ、メキシコ、アルゼンチンといった隣国のそれに匹敵するものです。不均衡、アクセシビリティの不存在、ブラジル音楽の歴史の重荷、現代のブラジルにおいて音楽で生計を立てるのに不可避な妥協といったテーマに取り組んでいるブラジル最注目の新進3組は、プロデューサーの視点からそれぞれの考察を語っています。 Carrot Green Carrot Green Carlos Gualdaはリオデジャネイロで注目を集めるプロデューサーのひとりですが、彼のキャリアを決定づけた2つの出来事は、どちらも彼を国外へと連れ出すものでした。まず1つ目は、大学を中退してロンドンで3年間にわたるオーディオ制作コース受講を選択したこと、そして2つ目は、ニューヨーク市で開催されたRed Bull Music Academy 2013に参加したことです。後者は、Molotov21レーベルからCarrot Green名義でリリースしたディスコの影響を感じさせる作品として昇華され、前者は、Gualdaが故郷リオのリソースに乏しい状況に大きな失意を感じるきっかけとなりました。「今はブラジルでもいくつかのコースが開講されていますが、特にこれといったものがありません。私が求めていたのは、音楽というものをしっかりと理解することでした。マイクについて、空気中での音の伝わり方について、また基本的な知識からシンセシスまで、音楽に関する事柄すべてをカバーするコースはひとつもありませんでした。当時、私にはレコーディングやシーケンスに関する知識がまったくありませんでした。イギリスに行って、こういった処理を自分で行っている人がたくさんいることを知りました。ロンドンですべてをまんべんなく理解することができ、より真剣に制作や個人的なプロジェクトに取り組むようになりました」 Carrot Green - “Itajam” ブラジルへの帰還後、Carrot Greenは、プロダクションを学ぶオンライン・チュートリアルに簡単にアクセスできることが、ベッドルーム・プロデューサーたちに影響を与え始めていることを実感します。よりハードウェアを多用したプロダクションで評価の高い彼は、DJギグの経験を重ね、商業に大きく偏ったリオのナイトライフ事情に批判的な評価を下し、その動きを止めることなく、次に打つ手に狙いを付けています。「サンパウロでもかなりの数をプレイしているのですが、この2つの都市を比べると、リオはずっと遅れています。「パーティはほとんどが"ディープ・ハウス"。でもオールド・スクールではありません。リオ独特の形態というものがあるんです」サンパウロへの移住を目前に控え、Gualdaは、ここ数年積み重ねてきたこの勢いを継続させる構えです。「世界中のさまざまな場所にいるたくさんの人々がコンタクトする時代になりました。より多くの人々が私の音楽を知ってくれるようになったのはすばらしいことです」 40% Foda / Maneirissimo Lucas de PaivaとGabriel Guerraは、数年前にプロダクション/レコーディング・スタジオで出会い、Guerraの友人でアーティストのCarmen Alvesと共にトリオを結成し、その後ほどなくして個性を発揮するようになります。2013年の初リリース(「Various Artists」サンプラー)から9枚目となる最新作(Guerrinha名義のEP「Educação Bentes」)まで、個性豊かな面々が印象的なこのレーベルですが、実はリリースのほとんどが主にレーベル・オーナー自身の作品となっています。その奇抜でローファイなクオリティと一風変わったフィルターを通したビンテージ・サウンドへの関心で、このレーベルはニューヨークのL.I.E.S.やオスロのSex Tags Maniaにもなぞらえられます。彼らが採る販売手法(パーソナライズされたCD-R)に加えて、これらすべては着実に集まりつつある彼らのカルト的人気の要因となっています。 40% Foda/Maneirissimo's debut release - 40FM001 リオを中心に活動するDe Paivaは、リオのナイトライフに関するCarrot Greenの意見に同調します。「ハードウェア・ジャムや、他とは違ったエレクトロニック・ミュージックを熱望する人々がいれば、ライブを開催するのも、クラブのブッキングにも問題はないはずです。しかし、ギグの多くは盛況とは言えません。ほとんどの人は、音楽の趣味とは関係ない部分で参加するパーティを選んでいます。これはソーシャル・ゲームなんです」De Paivaはまた、これまでのブラジルの音楽に固執するようにも見受けられる一般的な思考傾向の現在への影響の可能性も示唆しており、これについてGuerraはこう述べています。「かつてのヒーローたちはここでは単なる崇拝の対象ではなく、組織のようなものなのです。私たちはまったく異なるコンテキストで活動していますが、あたかも彼らの影響下にいるように感じられることがあります。これまでのブラジルのポピュラー音楽には、一般的なリスナーの感性を刺激するような余裕がありませんでした。エレクトロニック・ミュージックは論外です。私たちは、さまざまな要素を取り込んだ寄せ集め的な作品からすばらしいメッセージを得ることができると考えていますが、それには、未知のものを聞き入れようとするリスナーの態勢が整っていることが必要です。これまでのブラジル・ポピュラー音楽は、同じ音楽を別の意味で考えるという視点を提供してきませんでした」 ブラジルの経済的成長に関しても、彼らは、オンライン・テクノロジーの持つ民主的なパワーにをよそに、ブラジル社会の一部の過小評価を継続する硬直した社会構造が存在しているとの認識を示しています。その例として、彼らが属する結びつきの強いネットワーク(「白人中産階級」)と、裕福とは言えない地域出身の同業者の間にある分断を挙げています。これについて、Guerraはこう話しています。「ホシーニャ(Rocinha)の近くに住んでいます。ホシーニャはリオ最大のファヴェーラ(スラム)で、バイレファンキが盛んですが、ホシーニャ出身のバイレファンキ・プロデューサーで知っているのはわずか2人ほどです。これは私が不精なのではなく、社会の分断がまだまだ強く残っていることの証拠です。これは音楽やその他の芸術が対処できる範疇を大きく超えています。インターネットは、多くの人々が吹聴するような革命的な技術ではなく、単なる手段でしかないのです」 "Guerrinha -...

Rondenion: あたり前の情景に隠れて

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Rondenion: あたり前の情景に隠れて

Rondenionとして知られるHirofumi Gotoは、まだ謎の多い日本人プロデューサーです。2013年に初のアルバム『Luster Grand Hotel』を発表した頃から、少しずつ取材を受け始めましたが、それまで10年近くのキャリアがありながらも人前でのパフォーマンスやメディア露出はほとんどないまま、シカゴのStill Music、オランダのRush Hour、ドイツのYoreなどから発表したアナログの12インチを中心とした作品で、国内外のダンス・フロアを彩り、DJたちから評価を得てきました。彼が日本人であるということを知らないリスナーも、まだたくさんいるのではないでしょうか。 そのサウンドは、ラフな質感とソウルフルなグルーヴを併せ持った、MoodymannやTheo Parrishを彷彿とさせるディープ・ハウス。実は、意外にもJ-Popバンドを通してダンス・ミュージックに出会い、クラシックの音楽教育を受けてきたというバックグラウンドを持っています。現在はホームタウンである三重県を拠点に活動しているRondenionに、浅沼優子がその制作アプローチやインスピレーションについて東京で話を聞きました。 Rondenion - “Luster Grand Hotel” もともと正式なクラシック音楽の教育を受けていらっしゃるんですよね? そうですね。中学生のときからブラスバンド部に入っていて、ピアニストでもある顧問の先生に「君は音楽の才能がある。君には繊細なものを感じるので、サックスをやりなさい」と言われたんです。それで騙されたつもりでサックス専攻で、音楽高校に進学しました。 実際に専門的に学んでみて、手応えはどうだったんですか? 正直に言うと、少し自分の求めていたものとは違うと思いました。実は、僕の音楽的初期衝動は、幼少のときに聴いたTM Networkなんです。それで初めてシンセ・サウンドに触れて音楽を面白いと思ったので、単旋律を演奏することよりも、楽曲全体を作りたいという気持ちがあった。 中学校のブラスバンド部の友達にエレクトーンをやっている子がいたのと、顧問の先生もシンセサイザーを使う人で、学校にYamaha SY 85が置いてあったんです。それに触れてみたところ、「僕がやりたかったのはこれだよ!」と思って。使い方を教えてもらいました。その友達とバンドを始めて、だんだんとサックスに対する興味は薄れていきました。でも、僕が住んでいた三重県では、まだサックスが上手い方だったので、サックス専攻で東京の音楽大学にも進学するんですが、自分で曲を作る方に興味が移っていましたね。あとはデモテープを作って、レーベルに送っていました。その数ヶ月後にFrogman Recordsからリリースが決まりました。 Texhnolyze Soundtrack - “Spleen” (Hirofumi Goto Mix) この頃は何を使って曲を作っていたんですか? YamahaのA3000というサンプラー、KORGのD8というMTRを主に使っていました。サンプル・ベースの曲作りです。自分で演奏したものと、他のソースからのサンプルと、両方を使っていました。 TM Networkというと、シンセ・ポップのグループですが、どうしてそのようないわばヒップホップ的な手法を採るようになったんですか? 確かにTM Networkはポップスなんですが、その後期はいわゆる四つ打ちのダンス・ビートになっていったんですよ。それがダンス・ミュージックに興味を持ったきっかけではありましたが、同じ頃808 Stateとか、あとYMOのダンス・リミックス盤が出ていて、ハウス/テクノを知りました。しばらくは打ち込みでそういうトラックを作ったりもしていたんですが、その後ヒップホップを聴いて、「これどうやって作っているんだろう?」という風にサンプリング・ミュージックに出会ったんです。確かに、打ち込みだけではこの感じは出ないもんな、と分かった。それで、やっと自分のやりたいと思っていた音楽が作れるようになりました。 初期のHirofumi Gotoという本名から、Rondenionという名義に変えてシカゴのStill MusicからEPをリリースされていますよね。名義を変えたこと、海外のレーベルにアプローチしたことにはどんな理由があるんですか? 当時Frogmanは規模が縮小していて、かといって他に日本には他にあまりレーベルがなかった。必然的に海外へ目を向けざるを得なかったんです。それに、ハウス・ミュージックの世界でいうと、日本のレーベルから発信してスターになっている人はほぼいない。ですから、自分が気になっていたいくつかのレーベルにデモを送りました。 海外でのリリースだと、自分の目では見えないのでインターネットで検索出来ないとマズイと思って新しい名義を考えました。Hirofumi Gotoだと、どこかの会社の社長とか出て来ちゃうんで(笑)、インターネット上で自分の動きが追える名前にしようと思って。Rondenionで検索したら、一件もヒットしなかったんです。これが2003年頃ですけど、Rondenionという名前を決めてからは、対象はもう海外のレーベルに絞っていましたね。 Rondenion - “Shake Dance” 名前からでは日本人だということすら分かりません。レコードが逆輸入されて日本でも人気が出たと言えますよね? 日本でも日本人だということは知られていなかったですから。音を聴いても多分分からないですし。それも面白いと思っていました。日本では、日本人だと聴いてもらえないところがあるんです。レコード屋でも、「日本人コーナー」に入れられてしまう。それが嫌だった。だから、日本人だと分からない名前にした方がいいだろうという狙いもありました。 私は今もサンプラー中心に曲作りをしているのかと思っていたんですが、実はほとんどソフトウエアで作っているというのを聞いて、それも驚きました。現在のスタジオ・セッティングを教えてもらえますか? LiveとCubaseの併用ですね。まずLiveを使ってラフなループをまとめます。それでいいビートが出来上がったら、全体の構成を組むのにCubaseに移すというのが今の基本的なやり方ですね。Liveだけで作ることもありますけど。何かCubase特有の機能を使っているというわけではく、編集が楽だというだけですね。...

ドゥドゥ・マローテ – 文化的な「共食い」

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ドゥドゥ・マローテ – 文化的な「共食い」

ブラジルにフォーカスを当てたシリーズ記事が先週から始まりました。前回の記事 では、ここ数十年のブラジル音楽の歴史からAbletonが発掘した作品やアーティストをいくつかご紹介しました。ブラジルのプロデューサー集団についての次回記事 の前に、マーク・スミスによる、ブラジルのポピュラー音楽の現在と過去を結ぶある人物にインタビューをお届けします。 マローテとOberheim Matrix-12(1986年) 2億を超える人口にもかかわらず、ブラジルの音楽シーンはブラジル国内にとどまっています。80年代、90年代といったインターネット以前の時代に、エレクトロニック・ミュージックのプロデューサーたちは、強い地元志向で制作を行ってきました。彼らの音楽には、ハウス、ダンスホール、ジャングルといった世界的なジャンルの面影を聞くことができますが、こういったスタイルはもっぱら素材として使用されるのみであり、再構築され、それとは分からない作品へと昇華されています。ブラジル人による、ブラジル人のための音楽です。 これは偶然ではありません。シーンの根底には、国際的な影響と地域文化のニーズの間の点をつなぎ、ブラジルのエレクトロニック・ミュージック革命を形作ってきた人々の存在があります。ドゥドゥ・マローテはそのひとりです。マローテは、ブラジルのエレクトロニック・ミュージック・シーンの最先端を20年以上にわたって進んできました。ボサノヴァのドラムンベースとの融合、ダンスホールのポップ・ミュージックへの取り込みなど、マローテは、現在のブラジル音楽形成のカギとなる変革を支えるブレーンとして現在も活躍しています。Abletonは、彼のキャリアにおけるさまざまな出来事、インスピレーションを失わない制作テクニックについて彼に話を聞きました。 ブラジル初のヒップホップ・アルバムをプロデュースしたという功績をお持ちですが、音楽制作というコンテキストにおいて、キャリアをスタートさせた当初のブラジルはどのような状況でしたか? 私は生まれも育ちもサンパウロです。巨大で、複雑な都市です。都市部は人口2千万人を越え、スケールでいえば中国やインドネシアの都市と同じくらいです。とにかく巨大で、ごちゃごちゃしています。でも同時にすごくワクワクする街でもあります。サンパウロでは連夜パーティーが開催されていますし、いろんなことが起こり、あらゆる種類の音楽が流れています。サンパウロで生まれ、それからずっとここに住んでいます。80年代にミュージシャンとしての活動を始めました。現在は48歳です。1980年、15歳のときに初めてシンセを手に入れました。それがYamaha CS 5で、メモリが内蔵されていなかったんです。なので、オシレーター、フィルター、モジュレーターらすべてについて学ぶ必要がありました。15歳のときです。音楽プロデューサーとしての活動を開始したとき、初のブラジリアン・ヒップホップのアルバムをプロデュースしました。だから、そうですね。あれがブラジル初のヒップホップ・アルバムでした。非常に素朴なものでした。1989年当時の状況を反映させたものでした。当時、ブラジルではMTVも放送されていなかったんです。放送開始は1990年でした。もちろんインターネットもありません。なので、Run-DMC、パブリック・エネミーなどをわずかに知りながら、それらをブラジルの現実に反映させていったわけです。その頃は、Atari ST、Notator、あとはかなりの数のサンプラーを使用していました。 マローテのスタジオ・コレクション(1987年) そしてこれが、ブラジル初のダンス・ミュージック・アルバムと呼ばれる作品のプロデュースにつながりました。Que Fim Levou Robinというバンドです。テクノトロニックとブラジリアン・ファイヤーをミックスしたような感じですが、歌詞はポルトガル語で非常に押しが強く、このバンドは90年代にまだ根強かったゲイ・シーンへの偏見の払拭に貢献しました。 キャリアをスタートさせた当初から、あなたの活動は音楽制作以外に広がっていたとお聞きしましたが。 当時私はローランドと仕事をしていました。ですので、D50のような新作キーボードやサンプラーすべてに触れることができました。S-760とS-770のリリース時に、ローランドはブラジリアン・ライブラリをいくつか作成しました。このプロジェクトに私も参加し、バンクのコンパイルを担当しました。ローランド創業者梯郁太郎氏の息子さんと一緒でした。息子さんと一緒に、ブラジル国内のさまざまな都市を周り、ローランドのサンプラー用にブラジルの伝統的なサウンドを録音しました。そして、1990年までに、MTVロンドンで働いていたジョン・クラインという人物に出会いました。彼はアメリカ人で、MTVブラジル開局のためにブラジルにやって来ていました。それで、彼とMTVの立ち上げに従事しました。こういういきさつで、ブラジル初のMTVビデオ・クリップ用の音楽を私が作ることになったのです。 あなたは、ブラジルのポピュラー音楽にダンスホールのリズムを持ち込んだことでも有名です。この組み合わせは、私たちが現在イメージする「ブラジリアン・サウンド」にとって重要なものとなっています。 私にとっての初レイヴは、ジャマイカのキングストンでの「Dancehall Ragamuffin」と呼ばれるレイヴでした。1993年のことです。当時はある種のエレクトロニック・ミュージックが流行っていて、イギリス、インド、ジャマイカでも同時に流行していました。バングラと呼ばれるジャンルです。ジャングルが流行る前の話です。ダンスホールと呼ぶ人もいますが、インドにそのルーツを持っています。当時、私はこれらの音楽がとても気に入っていました。ダンスホールに深入りしていましたが、キングストンでのレイヴに行った後、このサウンドに夢中になりました。 そして、このサウンドを気に入っている他のブラジル人に出会いました…。それがスカンクというバンドです。彼らはキャリアをスタートさせたばかりでしたが、気が合いました。彼らはこのサウンドを使いたいと思っていましたが、うまく活用するためのテクニックが必要でした。そこで私がプロデューサーとして参加することになったのです。あるジャマイカ人の友人と共に、彼らのファーストアルバムから1曲をリミックスしました。ちょうどジャングルの最初の波が押し寄せたときで、プロディジーが「Out of Space」で人気を博していた頃です。私たちがリミックスしたのは「Baixada News」という曲で、ジャングル・リミックスでした。スカンクがそれを気に入って、2枚目のアルバム「Calango」でも私を起用しました。リオに行き、ブラジル最高峰のスタジオのひとつNas Nuvens(「雲の中」の意)で、2カ月にわたってこのアルバム制作に完全集中しました。ダンスホールとレゲエの影響が強く、結果として非常にブラジル色の強い作品になりました。ブラジリアン・ヴァイブとレゲエとダンスホールを組み合わせた、かつかなりエレクトロニックなものです。このアルバムは1994年7月にリリースされ、120万枚を売り上げました。当時のブラジル市場と米国市場を比較して、米国市場で換算すれば、これは1000万枚に相当するセールスです。ラジオ・ヒットも6曲に上り、大ヒットとなりました。 ミックスダウン中のスカンクとスタジオにて(1996年) この後、ハウス・ミュージックにたどり着く前にドラムンベース時代に突入するわけですが、外部の影響を受け入れ、ご自身のコンテキストにそれらを当てはめ、次のインスピレーションへと移行する、というのが順序立てて行われているように思えます。 ブラジルでは、私たちは共食いなのです。ブラジル人は文化における共食いを行っています―食べて、それを吐き出しているのです。何においてもそれは同じです。私たち独自の方法で、食べ、消化し、吐き出しているのです。ドラムンベースとボサノヴァ、ダンスホールとブラジリアン・ヴァイブ―こうして私たちは、ハウス・ミュージックをファンキーなサウンドでスタートさせ、ブラジル的ヴァイヴと融合させたのです。音楽的にではなく、歌詞を用いて。2014年の今やブラジル人の多くが英語を話すようになりましたが、90年代、2000年代初頭は状況は異なっていました。 私たちにとって、言語を用いてブラジルの現実を音楽に反映させることは常に重要なことなのです。私たちは、あらゆることに関わりたいと思っています―だからこそ、ブラジル的解釈での作品づくりを好み、国外での評判にはあまり関心がないのです。国外で人気が出れば、それはすばらしい。出なければ、それはそれで問題ない。ブラジル人は、「次はヨーロッパで、そしてアメリカで…」という風にはあまり考えません。イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ…これらの国は何らかのつながりがあります。ブラジルにはそういったコネクションがありません。ブラジルは、ブラジル人のことがすべてです。ポルトガルとの何らかつながりがあってもおかしくないのですが、それがありません。ブラジルはブラジルだけなんです。 マローテとモジュラー(2011年) 今、プロダクションで注目していることは何ですか?20年にわたるキャリアを重ねても、サウンドについて学ぶことはあるとお考えですか? 今はディストーションにとても興味があります。フランスでMix With The Mastersのコースを受講してきたばかりです。ブラック・キーズやアークティック・モンキーズのプロデューサー、チャド・ブレイクと一緒に学びました。彼は天才ですよ。1週間にわたって、彼と、カニエ・ウェストのミックスダウンを行っているマニー・マロキンというすばらしいエンジニアと過ごしました。 彼らの持つテクニックは、あらゆる種類の音楽に応用できるものです。リバーブを少なく、ディストーションを多く使用するというアイデアは、ここで得たものです。リバーブの代わりにディストーションを使用するとは、アンビエンスとしてディストーションをとらえることです。コンプレッサーを、ただ圧縮目的で使用するのではなく、特性を加えるのに使用するのです。1176を使用して個性を与えるようなものです。バスケットボールに爪を立てるときのようなサウンド、ひび割れたような立体的な感覚―それが今私が夢中になっているものです。 Live set from VCO Rox, Marote’s latest project 興味深いコンセプトですね、リバーブ・プラグインをシェイピングするのではなく、倍音を使用して空間感覚を生み出すというのは。リバーブ・プラグインはどうしても人工的な感じのサウンドになりがちです。 私にとってそこはとても重要な部分です。もうひとつ、常に興味があるのは、グルーヴをとらえるということです。どのアーティストと仕事をするときも、楽器やテイクに関係なく、私はあらゆるものを動かしています。クリップをナッジしてみたり―いつもワーピングするわけではないですが、フレーズをずらしてみたり。25年にわたる世界のヒップホップ・カルチャーの歴史があり、たとえヒップホップを制作しているのではなくても、その影響、そのグルーヴからは逃れられないと思います。ロックがそうであるように、ヒップホップももはや私たちの一部なのです。 VCO Rox...

Anton Maskeliade:ジェスチャー・ウィザード

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Anton Maskeliade:ジェスチャー・ウィザード

音楽に夢中になり、音に合わせて体を動かす ― 誰にも覚えがあることでしょう。通常、「ダンス」と呼ばれるそれは、音楽のリズムとサウンドに合わせて体を動かすことを指します。しかし逆に、体の動きで音楽をコントロールするとしたら? モスクワを基盤に活動するミュージシャンAnton MaskeliadeことAnton Sergeevは、ジェスチャー・コントロールをベースにユニークなライブ・ショーを構築しています。Antonは、LEAP MotionコントローラーとAbleton Liveを使用して手の動きで音楽をコントロールします。LEAPを使用した操作について、Antonに話を聞きました。 LEAP Motionを使用したパフォーマンスを行うAnton LEAP使用のきっかけについてお教えください。他のコントローラーでは実現できなかったLEAP独自の機能にはどのようなものがありますか? 音楽関連のブログを読んでいて、ジェスチャー技術を使用したデバイスを見たとき、自分に必要なのはこれだと思いました。2013年11月にLEAP Motionを購入しましたが、音楽表現の可能性が一気に広がったようで、すばらしい気分でした。まず、サウンドのマニピュレートに使用してみてから、ビジュアルに使用しました。いまでは、音楽と映像のプロジェクションの両方を両手の動きでコントロールしています。ジェスチャーと体全体の動きによる表現力豊かな音楽の可能性を向上させることができます。音楽という体験は、他のすべての体験と同じように、ひとつの感覚のみに頼るものではなく、身体のすべての感覚が組み合わせられ、特異性の高い方法で見当識が保たれています。そのため、音楽とのダイレクトでフィジカルな関わりは、クリエイティブおよびアカデミックな研究においてますます重要なエリアとなっています。 LEAPを使用した操作について、またセットアップについて具体的に教えていただけますか。 ギグでは、LEAP MotionとGECOアプリ、Akai MPD32 MIDIコントローラー、Korg Kaoss Pad 3サンプラー、Ableton Live、そしてビジュアル用にResolumeを使用しています。このセットアップでは、ビデオとオーディオのストリームを同期させ、同時にコントロールすることができます。LEAPとResolumeの操作には、各ジェスチャーに専用のビデオ・エフェクトを設定しておき、Liveのオーディオ・エフェクトと同期させています。Liveではさまざまなエフェクトを使用していますが、主にLiveのリバーブ、ディレイ、ディストーション、さらに数点のVSTを使用しています。ひとつひとつのジェスチャーは、それぞれ独自のノイズやサウンド・エフェクトとプロジェクションを生じさせます。Kaoss Padは、声をループさせたり、ビートボクシング的なもののライブ演奏に使用しています。 車の後部座席で演奏するAnton ジェスチャー・コントロールがサウンドに与えるものとは何でしょうか? エレクトロニック・ミュージックのギグというと、覇気のないアーティストがオーディエンスに姿を見せないようにラップトップやフェーダーの背後に隠れているのが典型です。正直、退屈です。こういうのは好みません。私は、魅力的なショーを上演したいんです。創造の手段を広げたいと思っています。ギグの間、私はある人生を生きています。自分が魔術師のように感じられる瞬間です。音楽を形あるものとして扱うのは、信じられないほどすばらしい心地です。LEAP Motionが、これを現実のものにしてくれるのです。 Antonについてさらに詳しく: Bandcamp Facebook YouTube VK

Session Victimによるハウス・ミュージック・ライブ・パフォーマンス

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Session Victimによるハウス・ミュージック・ライブ・パフォーマンス

ライブ・パフォーマンス(または、スタジオやリビングでの一人セッション)を行ったことがある方なら、「これだ!」という演奏ができた瞬間や、我を忘れて演奏に夢中になる感覚に覚えがあることでしょう。Session VictimのHauke FreeとMatthias Reilingは、Resident Advisorの「RA Sessions」シリーズ用のスタジオ・セッションでの「Never Forget」のパフォーマンス中にまさにその状態にありました。スムーズなコード、過ぎ去ったクラシックなクラブ時代のサンプル・ボーカルの断片、ファンキーなベース・ラインで、Session Victimがリラックスしたハウスの旅へと誘います。 RA Sessionsシリーズから、インスピレーションあふれるビデオをもうひとつご紹介。KiNKがLiveと多数の小型ハードウェアを併用した演奏を披露しています。 Session Victimについてさらに詳しく: SoundCloud Facebook

 Free Stuff Friday: グレイテスト・ヒッツ - Max for Liveのインストゥルメントとエフェクト

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Free Stuff Friday: グレイテスト・ヒッツ - Max for Liveのインストゥルメントとエフェクト

You can haz free stuff! 無償Packがもらえる! 今週のFree Stuff Fridayには、特別プレゼントが付属しています。Max for Catsの新しいMax for Liveデバイス、Gratis Hits無償Packです。Ensemble、DiGiTALのメーカーが放つGratis Hitsは、シンセサイザー1基とエフェクト4基をフィーチャーしています。 Bertha 2 Bertha 2は、いくつかの特別機能を付属したポリフォニック加算シンセサイザーです。8基のトーン・ジェネレーター、ドローバースタイルのコントロールを搭載したBertha 2は、ビンテージ・トランジスター・オルガンFarfisaやVoxを彷彿とさせるサウンドの生成を得意としています。そのサウンドのイメージについては、こちらのSpiritualizedのKate Radleyがライブ・バージョンの「Medication」で披露しているFarfisaのサウンドをお聞きください。 XY Gesture Audio/XY Gesture MIDI XY Gestureは、マウスの動きを記録し、それを任意のパラメーター・マッピングに対するオートメーション・データとしてプレイバックします。マウスやトラックパッドをコントローラーに変えてしまう、便利で楽しいデバイスです。 Anti-Warp Anti-Warpは、Liveのセッションビュー用の実験的なパフォーマンス・デバイスです。オーディオ・トラックにドロップし、現在再生中のクリップのワープを解除(マスター・テンポから切り離)し、ループさせます。ワープするクリップの設定に変更を加えることなく、ワープする信号とワープしない信号をミックスしたり、ワープしないクリップの再生スピード、ピッチ、方向を変更できます。 MIDI Monitorは、さまざまな種類の入出力MIDIをスクロールするウィンドウに表示します。データは種類別に色分けされ、フィルター、フリーズ、消去できます。表示はノート名またはノート・ナンバーのいずれかを選択できます。ボーナス・アニメーション・モードのチェックもぜひお忘れなく! Gratis Hitsをダウンロード 紹介したい無償ツールがあれば、Facebook、Twitter、Google+にご投稿ください!その際は、ハッシュタグ #FreeStuffFriday をお忘れなく。