インスピレーションからプロダクションまで: コルグのアプリからAbleton Liveへのエクスポート

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インスピレーションからプロダクションまで: コルグのアプリからAbleton Liveへのエクスポート

モバイル音楽作成ソリューションで第一線を走るコルグは、インスピレーションあふれるアイデアを記録し手を加えることのできる即時性の高いクリエイティブなアプリを制作しています。シンセ、サンプラー、ドラムマシンのバーチャルラックGadgetや、ジェスチャーをベースとするiKaossilatorなど、オンザフライですばやくアイデアをとらえることができます。 GadgetとiKaossilator、およびelectribeとelectribe sampler(近日リリース予定)での作業内容をAbleton Liveセットとしてエクスポートする機能を使用すれば、さらに可能性は広がります。操作の様子を下のビデオからご覧ください。 Ableton Liveをお持ちでない場合、GadgetまたはiKaossilator内部でLive Liteの無償ライセンスを取得できます。詳しくはこちらをご覧ください。 GadgetとiKaossilatorからのエクスポートに加えて、近日リリース予定のelectribeとelectribe samplerの作業内容もAbleton Liveセットとしてエクスポートできます。スタンドアロンハードウェアでアイデアを練ったら、Liveにエクスポートしてさらなるエディットやアレンジを加えましょう。 Ableton Liveエクスポート機能対応のコルグのアプリをダウンロード: Gadget iKaossilator コルグのアプリからLiveセットをエクスポート/管理する方法について詳しくはこちら: アプリからのエクスポート セットの管理 近日リリース予定のelectribeシリーズ製品: electribe electribe sampler

インプット/アウトプット: Massimiliano Pagliara

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インプット/アウトプット: Massimiliano Pagliara

Massimiliano Pagliaraは、そのイタロ・ハウス・ミュージックへの際だってオーセンティックな解釈が特徴的なプロデューサーです。厚みのあるテクスチャのアナログ・サウンドを好むファンたちは、彼の豊富なディスコグラフィ、特に今年9月Live At Robert Johnsonでリリース予定のLP「With One Another」に熱い視線を送っています。レトロなその美的感覚の背後にあるプロセス、古風な機材をモダンなソフトウェアに統合させる手法、TR-808をKorg MS-20にルーティングする楽しみについて話を聞きました。

AbayomiがPushをプレイ

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AbayomiがPushをプレイ

Jesse Abayomiは多才です―Abletonプロダクト・スペシャリストとしての仕事に加え、ミュージシャン、DJ、レーベル・オーナーとしても活躍していますが、優れたPushの使い手でもあります。Zone3名義で活動するJesseが自身のトラック「Chemistry」を披露する様子をご覧ください。 JesseのLiveセットは、「Chemistry」のさまざまなパートをアクティブにプレイできる機能を活用してPushでトラックを再現できるようになっています。Jesseによる、パフォーマンスに使用するパートの解説、Drum Rack、Max for LiveデバイスAugust synthesizerについての説明をご覧ください。 「Chemistry」はこちらからお聴きいただけます。 その他のPush使用アーティストビデオを観る Pushについてさらに詳しく Jesse AbayomiのSoundCloudページ Jesse AbayomiのFacebookページ Jesse AbayomiのAbout.meページ

Jonathan Zorn: 不気味なボコーダー

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Jonathan Zorn: 不気味なボコーダー

Jonathan Zorn、自身のスタジオにて - 撮影: Ross McDermott 不完全や欠陥とされるものをテーマに取りあげ発展させていくアーティストがいます。真空管回路、ビニール、テープなどのディストーション特性を再現するプラグイン・エフェクトの数、また昨今のプロダクションに使用されているクラックルやテープ・ヒスのサンプルの数をみても、その存在は明らかです。 エレクトロアコースティック・ミュージシャンであり研究者でもあるJonathan Zornは、Google翻訳の翻訳機能を使用して幾度も翻訳を重ねるうちシステムの不完全性により文章の方向性が別方向へと進んでいったジークムント・フロイトの文章をベースとするシリーズ作品「And Perforation」で、この歴史に新しい1ページを加えています。 And Perforation by Jonathan Zorn 「And Perforation」とその関連作品「Language as Dust」のリリースに際して、AbletonはJonathanにインタビューを敢行、ボコーダーとモジュラー・シンセの使用について、言語を細分化することについて、Liveを使用した反応性に優れたパフォーマンス・セットアップの作成について話を聞きました。 「Language is Dust」と「And Perforation」での文章の構成プロセスについてお話しいただけますか。 「And Perforation」は、友人がDoepferモジュラー・ボコーダーを貸してくれたのですが、ジークムント・フロイトの評論「不気味なもの」に合うシリーズ作品を作成する最高の機会に思えました。親しみと違和感を同時に感じる何かというアイデアは、合成ボイスに対する私の強い興味を要約するのに非常にふさわしいと思いました。この関連性は、もともとムラデン・ドラーの本「A Voice and Nothing More」から得たものです。 テキストを作成するために、まずGoogleを使用してオリジナルのテキストを英語に翻訳しました。「Obvious Difference Scary」では、短いパッセージを繰り返しさまざまな言語に翻訳してから、英語に翻訳し直しました。「das Unheimliche」というドイツ語が次第に歪んでいくのが分かります。「The Bizarre」では、長いパッセージにMicrosoft Wordの自動要約機能を適用してからさらにGoogle翻訳にかけました。「And Perforation」では、自動翻訳で作成された言語的にまぜこぜとなったものにさらに編集を加えています。 Google翻訳でフロイトの文章を処理する 「Language as Dust」のテキストには、アリストテレスの「霊魂論」、ジュリア・クリステヴァの記号論に関する論文、トーマス・エジソンの今後の録音技術の使用に関する覚書、ボコーダーの歴史に関するデイヴ・トンプキンスの本から集めたボコーダーの聞き間違え、電子音声現象(コンスタンティン・ラウティヴによる、ホワイトノイズを使用した死者との交信内容の書写)が含まれています。 テキストの加工には、MS Wordの自動要約機能、複数のテキストの接合(バロウズの「カット・アップ」的手法)、消去、翻訳などのテクニックを使用しました。このプロセスを経ることで、言語を音楽素材として使用することに興味を持ちました。たとえば、「Meditation on Pattern and Noise」では、フレーズや単語を繰り返してサウンドのパターンを作成し、語義とは関係のない音楽的な論理を作成しました。 Jonathan Zorn - Language...

メンデルスゾーン・エフェクトリウム: オーケストラをコントロールする方法(Liveで)

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メンデルスゾーン・エフェクトリウム: オーケストラをコントロールする方法(Liveで)

メンデルスゾーン・バルトルディ博物館のエフェクトリウムを指揮する 指揮者となるための道は長く厳しいもの。何年にもわたる熱心な努力とうんざりするほど豊富な音楽の知識が必要です。ほとんどの音楽愛好家には手の届かない夢です。巨大オーケストラでタクトを振るのはどのような気分なのでしょう?名演奏家たちがあなたの指示に従ってあなたの希望通りに演奏してくれるとしたら?一般人には、コンサートホールの最前列席で音楽を楽しむのが精一杯といったところでしょう。 そこに登場するのがテクノロジー。Aconica、WHITEvoid、Bertron Schwarz Freyによる、ベルリンをベースとするコラボレーションです。このトリオは、一般客がバーチャル・オーケストラの細部と一連部分をマニピュレートできる、インタラクティブなオーディオビジュアル・インスタレーションを開発しました。「エフェクトリウム」と名付けられたこの作品は、ライプチヒのメンデルスゾーン・バルトルディ博物館に展示されています。下のビデオでは、指揮棒とデジタル楽譜を使用して、指揮者と化した来場者が本物さながらのジェスチャーでメンデルスゾーンの作品を演奏するバーチャル・オーケストラを指揮する様子をご覧いただけます。 ライプチヒのメンデルスゾーン・バルトルディ博物館のエフェクトリウムの様子 それでは、一体どのように機能しているのでしょうか。背後では、2台のコンピューターからなるシステムが、Ethernetケーブルを介してOSCメッセージをやりとりしています。1台のコンピューターはモーショントラッキング(動作追跡)ソフトウェアLEAP Motion(物理的な動きを記録し、その情報をデジタル信号に変換)、およびタッチスクリーンと一連のカスタム・スピーカーを実行します。もう1台のコンピューターは、Liveを使用し、オーディオ・ファイルと一式のコンボリューション・リバーブプラグインを保管するのに加えて、指揮のテンポに合わせて作品をワープさせます。このコンピューターには、複雑なMax for Liveパッチも用意されており、すべてを同期させる役割を担っています。タッチスクリーンに触れるとOSCメッセージがこのMaxパッチに送信され、指揮者は楽譜上を自由に移動することができ、レイテンシーやジッターが生じません。 エフェクトリウムのタッチスクリーン・インターフェース LEAPソフトウェアは、指揮者のジェスチャーのスピードをとらえ、テンポをコントロールします。タッチスクリーンは、木管楽器、金管楽器、弦楽器、合唱部、パーカッションなどのボリューム、残響特性、楽譜上の演奏部分、さらにはチューニング(伝統的コンサートピッチの430hz、または現代のスタンダードとなっている443hz)に至るまで、さまざまな可変要素に対処します。 エフェクトリウムのモーショントラッキング(動作追跡)カメラのひとつ 指揮者は、アップライト・スピーカーに取り付けられたLEDライトの色合いや明るさを変更することで、インスタレーションの雰囲気もコントロールできます。さらに、各楽器セットはそれぞれ独自のスピーカーへと送られるため、聞き手は作品の各要素を個別に聴くことができます。 このプロジェクトについて詳しくは、Aconicaウェブサイトで読むことができます。またインスタレーションはライプチヒのメンデルスゾーン・バルトルディ博物館でご覧いただけます。