Liveで鮮やかなビブラフォンとマリンバを演奏

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Liveで鮮やかなビブラフォンとマリンバを演奏

クラビネット、エレクトリック・ピアノ、ガムラン・パーカッションなどを含む美しいマルチサンプルPacksに続き、Soniccouture社によるMalletsは、マリンバとビブラフォンの新鮮なサウンドを提供します。 マリンバには、Soniccouture は伝説的なマリンバ奏者安倍圭子氏と共同デザインされた Yamaha 6100 を使用し、複数のベロシティ・レイヤーを録音。本物の楽器の豊かなニュアンスがこのPackには含まれており、Instrument Rackのマクロ・コントローラーで選択が可能です。ビブラフォンの方では、Soniccoutureはマルチサンプルとしては全く新しい方法を実現しました。管を閉じた状態と管が開いた状態のサンプルをLFOにマッピングする事により、 Malletsのビブラフォンは楽器の持つ ユニークなトレモロ効果を正確に再現します。 Malletsのサウンドを下記リンクから試聴してみましょう:

Jan Nemecek: 持続的な進化のために

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Jan Nemecek: 持続的な進化のために

Jan at Resonate Festival, Belgrade 紛争によって傷を負った社会では、あらゆる側面において、過去からの悪影響を受けずに未来を構築することが困難です。セルビアのような、命のはかなさとコミュニティの破壊がまだ記憶に新しい国では、クリエイティブな実践はより深い意味を持ちます。一部のアーティストにとっては、継続するというだけでなく、進化を続けることが社会の進歩と歩調を合わせる上で必須条件となっているのです。 Jan Nemečekはそんなアーティストの一人。プロデューサー、サウンド・デザイナー、インスタレーション・アーティストとしての功績により、彼はセルビアの実験音楽の先駆者とされています。彼の最新アルバムである『Fragmented』は、音の粒子を再構築することで、それ以上の大きな全体を作り上げようと試みた作品です。Janは、セルビアのシーンについての考えや、シンプルなエフェクトを実験的に使用する方法を語ってくれた上に、みなさんにも試してもらえるよう彼自身のエフェクト・ラックを提供してくれました。 セルビアで実験音楽家として活動することがどんなことか、その実態を少し話してもらえますか? ここにはシーンと呼べるものはほとんど存在していません。実は同じ音楽を作っていても、それぞれの集団やレーベルが勝手に活動しているだけでまとまりがないからです。そういう意味でとても奇妙なところです。そして現時点では、90%の人たちがハウスを作ろうとしています。それが一番流行っている音楽なので、みんながそれに引き寄せられてしまっていますね。でも、誰も結束していない。もう何年もそういう状態が続いています。何年か前はテクノが流行っていたので、みんながそれを作って小さなプロダクション・チームを作っていました。コミュニティ内の異なる人々による相互作用が本格的に起こったことはありません。 なぜそんなにバラバラになってしまっているのでしょう? ここの人たちと、そのメンタリティのせいだと思います。みんなが一丸となって何かを成し遂げたかと思えば、次の日にはもうお互いにケンカしたり口をきかなくなったりしてしまう。僕はそういうところからは、なるべく離れるようにしてきました。僕は、「昨日の味方は今日の敵」というような考えには同意できないからです。これは音楽にも表れていると思います。現在誰もが、私たちの歴史や文化的背景に関連性のないハウス・スタイルの音楽を作っていることも、僕には受け入れられません。 基本的に、私たちはジャンルの枠に捕われています。実験的音楽を発表する場所はほとんどありません。一年ほど前までは、ほんの少しの実験性がある音楽さえも実践している集団はいませんでした。聴衆についても同じです。より試験的なサウンドを聴くのに慣れるには時間がかかりました。 Jan performing live at Resonate Festival, Belgrade この数ヶ月間、90年代のベオグラードやセルビアのエレクトロニック・ミュージックの進歩についての記事が立て続けに公開されています。これに対する、実際にそこで音楽を作っているあなたの反応は?これらはあなたにとって何か意味のあることですか? 「90年代のセルビア・クラビング」というのは、既に長い間メディアが好んで取り上げて来た題材です。特に海外の雑誌はこれについて書くのが好きですね、いい話だからです。戦争で引き裂かれ、戦犯がはびこる地域で、世界から隔離されながらもテクノのレコードを買い続けていた... 外国の人たちにとってはロマンティックで魅惑的な物語です。 僕自身はあまり... これを誇りに思ってはいませんが、若い世代のシーンがこれだけ注目を集めていることには驚いています。Resonateのようなフェスティバルのおかげで、若いアーティストたちが積極的に取り上げられています。『Dazed and Confused』誌が、セルビアのフットワーク・シーンについて書いているくらいです。面白いのは、フットワークがここで人気を集めるようになったのは過去1〜2年のことですが、ここで流行った音楽の中では最も独特で新鮮なサウンドです。その勢いは、僕が自分のレコードを完成させ、やりたいことをやり続ける原動力にもなりました。彼ら、こちらのTeklifeのクルーとは個人的にも仲のいい友達で、とてもサポートしてくれています。 でも古いシーンの人たち、つまりみんなが雑誌で読むテクノ・クラウドには、このことが受け入れられないようです。「俺たちよりもこのキッズたちの方が人気があるとはどういうことだ?」と疑問を持つ。地元ではちょっとした抗争になっているんです。年上のテクノ系の人が、ポスターで自分の名前よりもTeklifeの表記が大きかったと文句を言って。まだこうしたメンタリティに凝り固まっている人が多いので、小さな変化でも驚くべきことです。でもメディアからの注目のおかげで、みんなが本当に自分のやりたいことをやっても国際的に認めてもらえることが出来ると信じるようになりました。代わり映えしない四つ打ちばかりを作り続けなくてもよくなった。 Preparing to perform the Line of Sight installation at Resonate Festival 今年のResonate Festivalで公開されたインスタレーション、「Line of Sight」にはどのように関わっているのですか?Liveを使って、照明装置を直接操作していたように見えましたが。 僕たちはLiveを、このインスタレーションのタイムラインとして使用しました。僕は多数のMax for LiveとAbletonのパッチ・チェーンを用意し、セミ・ランダムなMIDIメッセージを送っていました。僕たちはAbletonから操作信号を送る、生成的なセットアップを構築しました。僕はMax for Liveの、Liveのパラメータを何でも照明のシグナルにマッピング出来るユーティリティ・パッチを使って照明を操作しました。つまり、例えば、フィルター・カットオフと照明の強度を関連づけることが出来るんです。でもそのほとんどがランダマイズされていました。プリセットされていたものはほとんどありません。全ての値、音符、タイミングは、毎回プレイする度に変わりました。ですから、僕たちがインスタレーションを「演奏」する度に、全く異なる内容になりました。 あなたのサウンド・パレットにある音源は、すっかりモジュレートされて原型を留めていないものばかりのようですが... この1〜2年ほど、僕はサンプルを元の音色が全く分からないほどディストーションとモジュレーションをかけるのが病みつきになっているんです。前のアルバムでは、多くのアカペラのカットアップを使用しましたが、まだ言葉が聴き取れる程度でした。今回は、もっととことんやっています。音楽というのは、聴く人それぞれに主観的な感想を持ちますよね?この考えが、僕を最も微細なサウンドや要素、コード進行に執着させるようになりました。僕は、音楽のミクロな要素にフォーカスするようになったんです。サウンドの粒子をモジュレートし、別のものに変化させる。半分以上の曲には、オリジナルのサンプルが含まれていません。オリジナルの音源は、女性がアコースティック・ギターをマイクで録音したものなどです。シンクされていない拍子や変な自然の環境音をリミックスする方が、よほどやりがいがありますからね。...

KeycheeがPushを語る: パフォーマンスと作品制作の融合

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KeycheeがPushを語る: パフォーマンスと作品制作の融合

Pushユーザーの作曲とパフォーマンスのテクニックの多様性は、興味深く、インスピレーションを与えてくれます。今回Abletonが紹介するのはPushテクニシャンのKeycheeです。彼がビートメイキング・プロセスをパフォーマンスに融合させる様子を下のビデオからご覧ください。 Keycheeのパフォーマンスには、彼独自のPushフローをいくつか見受けることができます。Push最上列のクリップ停止ボタンを使用して、ブレイクダウン・セクションをオンザフライで作成し、レイヤーを重ねすぎないようにしています。 Pushのクリップ停止ボタン KeycheeのDrum Rackも注目です。ハイハットにループを使用し、ドラムパッドとステップ・シーケンサーを用いてループの「スイング・シーケンサー」的なツールとして使用しています。キックドラムはMax for Liveデバイスのトリガーにも使用されており、ベース・シンセのフィルター・カットオフ値をリセットしています。こうすることで、Keycheeはフィルターをより直感的に操作し、ビートを調整できます。 すべての要素をまとめ、完成したトラック「Womania」をお聞きください。 Keycheeのフローは、パフォーマンスとしても、リアルタイムで作成されたトラックとしても見事なものです。Keycheeのセットを利用できます。ダウンロードしてインスピレーションを受け取りましょう。 Keycheeについてさらに詳しく: Bandcamp SoundCloud

壮大なサウンド:Sample Logic Rhythomatixでシネマティック・パーカッションを作成

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壮大なサウンド:Sample Logic Rhythomatixでシネマティック・パーカッションを作成

壮大 ― 時としてそんな何かが欲しくなるもの。「壮大」とは、必ずしも「ビッグ」であるとは限りません。壮大な作品とは、繊細に重ねられたパートから構成され、圧倒のクレッシェンドへとつながっていることも多いのです。Sample Logic Rhythomatixは、こういった壮大な構造を生み出すパーカッション・サウンドとループの豊富なコレクションです。コレクションのサウンドだけをレイヤーしたり、お手持ちのライブラリの他のサウンドと組み合わせて使用したりできます。Rhythomatixはこちらからご試聴いただけます。 奥行きのあるリバーブのスネアから氷河が崩れる音のようなシンセ・ハイハットまで、ひろびろとした空間を感じさせる幅広いサウンドが用意されています。自己主張しすぎることなく、リズムをうまく引き立ててくれます。シネマティック、インダストリアル、ヒップホップ・トラック向けのビート構築用素材をお探しなら、Rhythomatixがおすすめです。 Rhythomatixについてさらに詳しく

次のブラジル:リオとサンパウロの新たな音楽

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次のブラジル:リオとサンパウロの新たな音楽

Abletonのホームタウンであるベルリンでは、花火、歓声、祝杯の響きが通りに響き渡っています。ドイツが勝利の喜びに浸っているうちに、ワールドカップ2014開催国ブラジルに関連したシリーズ記事の最終回をお届けします。ブラジル音楽の歴史を紐解く記事、ブラジル音楽界の長老の一人ドゥドゥ・マローテのインタビューに続く今回は、Christinane Kakaireによる、プロデューサー・シーン最前線と21世紀のブラジルで音楽を情熱の対象とすることについてを考察する記事をお送りします。 上向きの経済、熱帯性の気候、カーニバル文化は、ブラジルを資金力のあるダンス・ミュージック業界になじみの良い環境にしています。「エコノミスト」と「フォーブス」の両誌は近年このテーマを特集し、毎年開催されるRio Music Conferenceの成長見通しとバルネアーリオ・カンボリウーのビーチ・リゾートとしての人気の高まりに数万~数百万ドルにも上る価値を付けるほどになっています。「ブラジルのイビザ」としても知られるこのエリアでは、WarungやGreen Valleyといった有名クラブにお祭り好きが集まり、VIPルームやボトル・サービスといったサービス提供が観光客だけでなく急速に拡大する中産階級層にも人気を博しつつあります。 ビッグ・ルームDJ文化はブラジルのナイトライフに確固とした基盤を築いていますが、その一方で、より複雑なストーリーが浮かび上がりつつあります。ブラジルのDIYエレクトロニック・ミュージックの輩出量は、チリ、メキシコ、アルゼンチンといった隣国のそれに匹敵するものです。不均衡、アクセシビリティの不存在、ブラジル音楽の歴史の重荷、現代のブラジルにおいて音楽で生計を立てるのに不可避な妥協といったテーマに取り組んでいるブラジル最注目の新進3組は、プロデューサーの視点からそれぞれの考察を語っています。 Carrot Green Carrot Green Carlos Gualdaはリオデジャネイロで注目を集めるプロデューサーのひとりですが、彼のキャリアを決定づけた2つの出来事は、どちらも彼を国外へと連れ出すものでした。まず1つ目は、大学を中退してロンドンで3年間にわたるオーディオ制作コース受講を選択したこと、そして2つ目は、ニューヨーク市で開催されたRed Bull Music Academy 2013に参加したことです。後者は、Molotov21レーベルからCarrot Green名義でリリースしたディスコの影響を感じさせる作品として昇華され、前者は、Gualdaが故郷リオのリソースに乏しい状況に大きな失意を感じるきっかけとなりました。「今はブラジルでもいくつかのコースが開講されていますが、特にこれといったものがありません。私が求めていたのは、音楽というものをしっかりと理解することでした。マイクについて、空気中での音の伝わり方について、また基本的な知識からシンセシスまで、音楽に関する事柄すべてをカバーするコースはひとつもありませんでした。当時、私にはレコーディングやシーケンスに関する知識がまったくありませんでした。イギリスに行って、こういった処理を自分で行っている人がたくさんいることを知りました。ロンドンですべてをまんべんなく理解することができ、より真剣に制作や個人的なプロジェクトに取り組むようになりました」 Carrot Green - “Itajam” ブラジルへの帰還後、Carrot Greenは、プロダクションを学ぶオンライン・チュートリアルに簡単にアクセスできることが、ベッドルーム・プロデューサーたちに影響を与え始めていることを実感します。よりハードウェアを多用したプロダクションで評価の高い彼は、DJギグの経験を重ね、商業に大きく偏ったリオのナイトライフ事情に批判的な評価を下し、その動きを止めることなく、次に打つ手に狙いを付けています。「サンパウロでもかなりの数をプレイしているのですが、この2つの都市を比べると、リオはずっと遅れています。「パーティはほとんどが"ディープ・ハウス"。でもオールド・スクールではありません。リオ独特の形態というものがあるんです」サンパウロへの移住を目前に控え、Gualdaは、ここ数年積み重ねてきたこの勢いを継続させる構えです。「世界中のさまざまな場所にいるたくさんの人々がコンタクトする時代になりました。より多くの人々が私の音楽を知ってくれるようになったのはすばらしいことです」 40% Foda / Maneirissimo Lucas de PaivaとGabriel Guerraは、数年前にプロダクション/レコーディング・スタジオで出会い、Guerraの友人でアーティストのCarmen Alvesと共にトリオを結成し、その後ほどなくして個性を発揮するようになります。2013年の初リリース(「Various Artists」サンプラー)から9枚目となる最新作(Guerrinha名義のEP「Educação Bentes」)まで、個性豊かな面々が印象的なこのレーベルですが、実はリリースのほとんどが主にレーベル・オーナー自身の作品となっています。その奇抜でローファイなクオリティと一風変わったフィルターを通したビンテージ・サウンドへの関心で、このレーベルはニューヨークのL.I.E.S.やオスロのSex Tags Maniaにもなぞらえられます。彼らが採る販売手法(パーソナライズされたCD-R)に加えて、これらすべては着実に集まりつつある彼らのカルト的人気の要因となっています。 40% Foda/Maneirissimo's debut release - 40FM001 リオを中心に活動するDe Paivaは、リオのナイトライフに関するCarrot Greenの意見に同調します。「ハードウェア・ジャムや、他とは違ったエレクトロニック・ミュージックを熱望する人々がいれば、ライブを開催するのも、クラブのブッキングにも問題はないはずです。しかし、ギグの多くは盛況とは言えません。ほとんどの人は、音楽の趣味とは関係ない部分で参加するパーティを選んでいます。これはソーシャル・ゲームなんです」De Paivaはまた、これまでのブラジルの音楽に固執するようにも見受けられる一般的な思考傾向の現在への影響の可能性も示唆しており、これについてGuerraはこう述べています。「かつてのヒーローたちはここでは単なる崇拝の対象ではなく、組織のようなものなのです。私たちはまったく異なるコンテキストで活動していますが、あたかも彼らの影響下にいるように感じられることがあります。これまでのブラジルのポピュラー音楽には、一般的なリスナーの感性を刺激するような余裕がありませんでした。エレクトロニック・ミュージックは論外です。私たちは、さまざまな要素を取り込んだ寄せ集め的な作品からすばらしいメッセージを得ることができると考えていますが、それには、未知のものを聞き入れようとするリスナーの態勢が整っていることが必要です。これまでのブラジル・ポピュラー音楽は、同じ音楽を別の意味で考えるという視点を提供してきませんでした」 ブラジルの経済的成長に関しても、彼らは、オンライン・テクノロジーの持つ民主的なパワーにをよそに、ブラジル社会の一部の過小評価を継続する硬直した社会構造が存在しているとの認識を示しています。その例として、彼らが属する結びつきの強いネットワーク(「白人中産階級」)と、裕福とは言えない地域出身の同業者の間にある分断を挙げています。これについて、Guerraはこう話しています。「ホシーニャ(Rocinha)の近くに住んでいます。ホシーニャはリオ最大のファヴェーラ(スラム)で、バイレファンキが盛んですが、ホシーニャ出身のバイレファンキ・プロデューサーで知っているのはわずか2人ほどです。これは私が不精なのではなく、社会の分断がまだまだ強く残っていることの証拠です。これは音楽やその他の芸術が対処できる範疇を大きく超えています。インターネットは、多くの人々が吹聴するような革命的な技術ではなく、単なる手段でしかないのです」 "Guerrinha -...