アーティストのスタジオ - Exercise OneとHeartthrobをフィーチャーしたPoint Blankビデオ

Artists

アーティストのスタジオ - Exercise OneとHeartthrobをフィーチャーしたPoint Blankビデオ

Exercise Oneのスタジオにて どのアーティストにも、その制作手法には独自のニュアンスというものがあります。アーティストのスタジオを観察することで多くを学ぶことができます。Ableton認定教育機関Point BlankはBeatportと協働し、ベルリンをベースに活動するエレクトロニック・ミュージック界のアーティストを紹介するシリーズを開始しました。こちらから、Exercise Oneをフィーチャーした最新回をご覧いただけます。 シリーズ第1回では、Heartthrobが自身のレーベルIsnisntからリリースした最新作について説明しています。Max for LiveのMIDIエフェクトがいくつか紹介され零ます。 Point Blankについてさらに詳しく

Tim Shiel、進化するゲームのサウンドトラック制作について語る

Artists

Tim Shiel、進化するゲームのサウンドトラック制作について語る

ソロ・アーティストとして、またGotyeのメンバーとして活躍するTim Shielは、新しいアイデアやチャレンジを取り入れることをいとわないミュージシャンです。難易度が変化するiOSのパズルゲーム「Duet」のサウンドトラック制作を依頼されたTimは、ゲーム内容にマッチするスコアをデザインしました。長いLiveセットとして作成された「Duet」サウンドトラックについて、自身が受けた影響について、サウンドの源についてTimに話を聞きました。 このゲームのサウンドトラックは、ゲームの進行やプレイのクオリティに応じて動的に変化していますが、これはどのようにして実現したのですか? このゲームの核をなすシステムは非常にシンプルで、ビジュアルも極めてミニマルなスタイルです。ゲームが進行するに連れて難易度が上がることを除けば、ステージを進めるごとに変化する要素はあまりありません。とても病みつきになるゲームでトランス状態を引き起こすほどですが、ストーリー性はそれほど強くないので、そこをカバーする音楽を作成するというアイデアはどうかな、と思いました。全体としてのまとまりがありながら、特定の場面や感情、集中力、緊張感、解放感とシンクロする、ストーリーを感じさせるものにしたいと考えたんです。より動的でノンリニアなアプローチ(音楽がプレイ要素に反応する仕組み)を採ることも検討したのですが、最終的にはより一般的なリニアなスコアになりました。しかし、流れや動きの要素が十分に含まれているので、プログラミング・レベルではそのような仕様になっていなくても、まるで音楽が指の動きに直接反応しているかのように感じられるようになっています。 サウンドトラック制作開始に際するメーカーからの指示はどのようなものでしたか? (Duet開発元である)Kumobiusのスタッフは、僕に信頼を置いてくれて、好きなようにさせてくれました。これにはとても感謝しています。唯一の参考基準として提供されたのがAphex Twinの「Xtal」で、ここからイメージをふくらませていきました。基準点を示してくれたことで、彼らが求めているものが、エレクトロニックでありながらオーガニックで、音楽的でありながらテクスチュアルなものだと理解することができました。ゲームのビジュアル要素が非常にミニマルなので、ゲームにおける音楽の役割は、シーンの明暗、コントラスト、表現力をもたらすという意味においてより大きなものとなることを、Kumobiusのスタッフは感じていたのだと思います。 Tim Shielによる「Duet」サウンドトラック用Liveセット サウンドトラックは1つの大きなLiveセットとして作成されたとのことですが、このような手法を採った理由は? スコア全体に一貫して同じサウンド・パレットを使用したかったのと、全体を通して繰り返すモチーフや要素があったからです。音源数を最小限にとどめ、暴走しないようにするためにも、1つのLiveセット内でスコア全体を作曲するのは面白い方法かも、と思ったのです。よく言われることですが、ワークフローに制約を設けることで、よりクリエイティブになり、より興味深い結果を得られることがあります。可能性が無限で制約がなさ過ぎるように思えるデジタル・オーディオではまさにその通りです。またこの手法を採ることでより注意深くなり、いくつかの要素をつなぎ合わせたものではなく、スコアを全体として確認するようになりました。あるサンプルのテクスチャに変化を加えれば、同じトラックを使用している他のトラックのミックスにも影響を与えます。ということは、私がアレンジメントで加える変更に反応してスコア全体がコンスタントに変化しているのです。結果として、非常にまとまりのあるスコアとなったと思います。どの場面も「Duet」らしい出来になり、満足しています。 サウンドトラックに使用されたサウンドの作成についてお聞かせください。 Phon.0のBlack Boulderドラム・ラックは重要なスターティング・ポイントとなりました。このドラム・ラックの別バージョン(独自のサウンドを加えたもの)が、サウンドトラックのメイン・キットとなりました。エレクトロニック・ドラム・サウンドと自然な聞こえの木製打楽器と室内音のミックスには、人工的なサウンドとオーガニックなサウンドの調和が重要になると思います。シンセ・サウンドとノイズや即興のドローン・エフェクトにはTeenage EngineeringのOP-1も多用しました。それと、ドラマチックな場面を強調するのにSonicCoutureのeBow Guitarも使用しました。eBow Guitarはアンビエントでテクスチュアルなサウンドの作成に特に最適ですが、私はこれを少し奔放でワイルドな感じにして、月に向かって吠えているようなサウンドにしました。バーチャルのeBow Guitarと、Gotyeのバンド仲間のBen Edgarが弾くスチール・ギターが、面白い相互作用を生んだ瞬間がいくつかありました。 実は私が気に入っているサウンドはゲームの効果音なんです。落ちてくるレンガとぶつかると聞こえる巻き戻しサウンドです。この衝突音と巻き戻し音は、OP-1のバーチャル・テープ・マシンで作成したものです。OP-1には独自のテープ・エフェクトがあるんです。OP-1の巻き戻し音は一日中聞いていても苦にならないのですが、この特徴的なサウンドがぴったりな場面を見つけることができました。 Duetについてさらに詳しく Tim ShielによるDuet OST GotyeとTimの制作についてウェブサイトの特集記事を読む

Push:ハードウェア・インストゥルメントを演奏する

News

Push:ハードウェア・インストゥルメントを演奏する

最新ニュースにアンテナを張り巡らしているユーザーの皆様なら、Pushインストゥルメントと、メロディやビートの演奏とクリップのトリガーに使用できるそのユニークなインターフェースについての噂を耳にされていることでしょう。ハードウェア・インストゥルメントを複数ご使用の場合、Pushを追加パフォーマンス/コントローラー・インターフェースとして使用することも可能です。Pushのスケール・モードに従って音階を再生したり、Pushのベロシティセンシティブ・パッドを使用してドラムを打ったり、Pushのタッチセンシティブ・ノブから直接パラメーターを調整したりできます。ハードウェアと共に使用する際のPushのポテンシャルを新しい視点でご紹介しているビデオをいくつかまとめました。 登場するのは、ロンドンを拠点に活動するプロデューサーDauwdです。Abletonは、スタジオ・セットアップでPushを使用した感想を彼に尋ねました。 DauwdはPushのクリエイション・ワークフローを活用し、お気に入りのビンテージ・シンセをコントロールしています。これをご自身で試してみたくはありませんか?Ableton製品スペシャリストのJesse Abayomiが作成したこのビデオでは、プリセットの呼び出し、さまざまなシンセを使ってPushで行えるポリフォニー、アフタータッチ、その他の機能を実演説明しています。 Pushを使用したシンセ・パラメーターの完全コントロールやオートメーションに興味がある方のために、Max for Live MIDIエフェクトをご紹介。任意のCCナンバーをPushの8つのノブにマップできる、ユーザーフレンドリーなデバイスです。最後のビデオでは、Pushをワークフローの中心に据えながら、このデバイスを使用してハードウェアシンセのトータル・コントロールを行う方法をJesseが伝授します。

Glitchmachines Microsphere:最先端のサウンド・デザイン・ツールボックス

News

Glitchmachines Microsphere:最先端のサウンド・デザイン・ツールボックス

ミクロスフェアのサウンド・ソース 大ヒットSF映画用にハイテク武器効果音を構築したり、長編未来映画用にロボットのアーティキュレーションをデザインしたり、最先端のエレクトロニック・ミュージック・プロジェクト用に複雑にレイヤーされたトランジションを作成したり。Glitchmachines Microsphereは、あなたの作品を未知のテリトリーへと導く、たぐいまれなサウンド・パレットを提供します。 普通であれば聞こえない、機械から発せられる電子回路の周波数と、ハイエンドのシンセサイザーの両方を用いて、サウンド・デザイナーIvo IvanovはMicrosphereにユニークなサウンドとサウンド・エフェクトを詰め込みました。さらに、Microsphereには新たな音響可能性を広げるパラメーター・モーフィングが行えるカスタムのMax for LiveデバイスMicrosphere Sound Controlも付属しています。 Microsphere Sound Control Microsphereについてさらに詳しく

DnBビートとサブベース - DJ Fracture & Producertechのチュートリアル

Tutorials

DnBビートとサブベース - DJ Fracture & Producertechのチュートリアル

DJ FractureがProducertechと提携し、Ableton Live 9でのドラムンベース制作を学べる総合的なコースを提供しています。ブレイクをカット/アレンジしたり、複雑なパーカッションになじむ流れるようなメロディを制作したり。トラックメイキングのプロセスを初めから終わりまでしっかり説明しています。Producertechではこのコースの抜粋を公開しています。このチュートリアルでは、ドラム-MIDI機能から、ビートの作成、サブベースのバランスについて説明しています。 Producertechでさらに詳しく見る Producertechでは、ダンス・ミュージックのドラムに異なるアングルでアプローチする、ダンス・スタイル向けのアコースティック・ドラミング・コースを立ち上げています。

Moldover:パフォーマンスとコントローラーイズム

Artists

Moldover:パフォーマンスとコントローラーイズム

Moldoverと彼のコントローラー群 ミュージシャン、起業家、教育者として、Moldoverの名は「コントローラーイズム」と同義といっても過言ではありません。コントローラーイズムとは、クリエイティブで表現力豊かなインターフェースをデザインするムーブメントです。macProVideoの新コースとアルバムの制作で現在多忙なMoldoverに、愛用ソフトウェア、コントローラー、鼻を使った2本のリコーダーの演奏について話を聞きました。 音楽を始めたきっかけとなったインストゥルメントは何でしたか? 小学校のリコーダー・アンサンブルで一番まじめに演奏していた子供でした。「歓喜の歌」の2パートを、2本のリコーダーを鼻で演奏することができたんですから。コンサートでこの技を披露することはかないませんでしたが。 あなたにとって「コントローラーイズム」とは何ですか?コントローラーイズムに影響している特定の音楽スタイルはありますか? コントローラーイズムとはシンプルです。新しいテクノロジーを使って音楽を作ることです。今はコントローラーに注目が集まっており、そこからこのムーブメントの名が付けられました。ボタン・プッシャー、フィンガー・ドラマー、デジタルDJ、ライブ・ルーパー、マルチ・インストゥルメンタリストなどは皆コントローラーイストです。すばらしいのは、ムーブメント自体がまだ新しく未発達で、スタイルが一定でないことです。音楽的に解放されることがすべてなんです。 コントローラーイズムのこれまでの発展についてはどのようにお考えですか? 私自身のコントローラーイズムに対する考えはあまり変わっていませんが、私を取り囲む世界は違います。ソロ・コントローラーイストとして初のセットを2003年のBurning Manで演奏しましたが、これまでの人生で最高の時間でした。音楽の未来の一部を体験したと実感しましたし、それを世界と共有するという目的を果たすこともできました。さまざまなコントローラーとソフトウェアを活用し、アンダーグラウンド・パーティを開き、インターネット・ビデオを制作してアイデアを広めるといったことを始めました。それから時が経ち、今では楽器店に行けば、ソフトウェアにシームレスに統合する、目を見張るようなコントローラーを購入することができます。主催していたパーティももはやアンダーグラウンドではなくなり、ツアー・アーティストをサポートできるまでに大きく成長しました。最近では、さまざまな企業とコラボレートしてビデオを制作しています。視聴者数も数千から数百万になりました。このように私の周囲の環境は変わりましたが、あらゆる方法で音楽的に人々の心を解き放つという私の目的は今でも変わっていません。コントローラーイズムが何らかの形でその役に立つのなら、参加できることを誇りに思います。 下:Liveでのクリップ作成とアレンジのワークフローについて説明するMoldover スタジオ・ワークフローでは、Ableton Liveをさまざまなコントローラーとどのようにしてご使用ですか? スタジオでは、パフォーマンス/コントローラーのThe MojoとThe RobocasterをAbletonに常時接続しています。クリップのコントロールとシーケンスには、Ableton Push、Novationキーボード、Vestaxドラム・コントローラーを使用しています。新作コントローラーを試すこともよくあるので、新しいデバイス用のスペースも十分に用意しています。 ライブでのセットアップはどのような形ですか? Liveを作曲とパフォーマンス用ソフトウェアの中心として使用しています。つい先ほどmacProVideo用に2時間のコースを録画したのですが、そこでこのセットアップの詳細について説明しています。ビデオの半分以上の時間を構成と操作方法の説明に使っています。Liveのほぼすべての機能を使用していると思います。さらに多数のプラグインとカスタムのMax for Liveデバイスも使用しています。セットアップは複雑ですが、1つのソフトウェアだけでショー全体のプレイがコントロールできるという機能性には代えられません。 今後のプロジェクトについてお聞かせください。 いつも複数のプロジェクトに同時進行で取りかかっているのですが、今のところは、新作「FOUR TRACK」のKickstarterプロジェクトにほとんどのエネルギーを注いでいます。新曲をたくさん書き、新しい音楽スタイルを作り上げ、他にはない新しいハードウェア・インストゥルメントを作成しています。これらはすべてアルバムにパッケージされる予定です。こちらのビデオを見ていただければうれしいです。ありがとうございました!

優れたスネア・ドラム・サウンドを作成する - Lenny Kiserのチュートリアル

Tutorials

優れたスネア・ドラム・サウンドを作成する - Lenny Kiserのチュートリアル

認定トレーナーのLenny Kiserはこう説明します。「ソング内で、スネアとキックがどちらも目立ちすぎてけんかしてしまっていることはよくあります」スネア・ドラムのサウンドをデザインし、ミックス内でのバランスをとることは、重要でありながら困難を伴うことが多い作業です。DJ Tech Toolsの新チュートリアルでは、これをテーマにLennyが熟練したテクニックを披露しています。下のビデオからご覧ください。 DJ Tech Toolsで詳しく見る Lennyのレッスンにご興味がおありでしたら、こちらから次期開講のコースについてご覧ください。サンフランシスコのFader Labで12月7日開講です。

Uppercussion Monstrosities:クリエイティブなドラム・デストラクション

News

Uppercussion Monstrosities:クリエイティブなドラム・デストラクション

ドラムにタフさと個性を加えたいなら、Uppercussion Monstrositiesをおすすめします。Uppercussion Monstrositiesは、50のアグレッシブなドラムキットとダーティで歪んだ加工済みサウンドのコレクションです。LiveとPushを使用した強烈なビートの作成にエネルギーを注入します。下からMonstrositiesをプレビューできます。 Monstrositiesのキットは、強力なキックとスネア、激しいパーカッションとシンバル、ヒット、ストライク、ロアー、ブラストを含む800のサンプルから作成されています。このパックのサウンドは、さまざまな珍しいフィールド録音、スタジオでの実験、デジタル偏差から作成されています。 Packおよび購入方法について詳しくは、Packストアをご覧ください。

AutoBeat徹底分析 - Quantize CoursesとAskAudioのチュートリアルとレビュー

Tutorials

AutoBeat徹底分析 - Quantize CoursesとAskAudioのチュートリアルとレビュー

AutoBeat by K-Devices 重み付けランダマイズなど洗練のオプションを含む幅広いシーケンシング機能を搭載したK-DevicesのAutoBeatは、リズム・アレンジに無限の可能性を提供します。ドラムやメロディに使用することで、インスピレーション豊かな驚きのサウンドが生まれます。 今回は、AutoBeatを特集した2つの記事をご紹介。まず、Quantize Courses創立者であり認定トレーナーのKeith Millsが、AutoBeatの概要を説明するビデオを公開しています。 次は、Ask Audio MagazineのG.W. Childs IVによる、簡潔かつ参考になるレビューです。シーケンシング機能や独自のフィル機能など、AutoBeatについて詳しく知ることができます。 PackストアでAutoBeatを入手しませんか。今年のホリディ・シーズンは、20%オフとなる特別セールを開催中です。

Adriano ClementeによるPushインプロビゼーション - Dubspotの新ビデオ

Tutorials

Adriano ClementeによるPushインプロビゼーション - Dubspotの新ビデオ

これまでにもいくつかのPushパフォーマンスをご紹介してきましたが、才能あふれるコミュニティがこの新インストゥルメントを活用する様子には常に感動を覚えます。Ableton認定トレーナーでDubspotインストラクターのAdriano Clementeは、Pushの多彩な機能を実演説明する驚きの新インプロビゼーションを公開しています。Push演奏中にコンピューターのLive 9でどのようなことが起こっているかを見ることもできますのでぜひお見逃しなく。下からご覧ください。 Dubspotで詳しく見る

Dusty Kid、最新アルバム「III」とLiveについて語る

Artists

Dusty Kid、最新アルバム「III」とLiveについて語る

スタジオでのDusty Kid 10年間にわたる作品リリース、そして20年以上にわたる音楽制作を続けてきたDusty Kidは、もはや「キッド」ではなくベテランの域に達しています。Dusty Kidの最新アルバム「III」は、ダビーなリズム、現実離れした雰囲気、心地よいシンセラインが詰まったダブルディスクです。Dusty Kidは、ビンテージ・シンセのコレクションとLiveを使用して、エレクトロニック・ミュージックへと回帰しながら、神童と呼ばれた幼少時代のピアノやバイオリンといったクラシック音楽における経験も活かしています。 そんなDusty Kidに、アルバムについて、無償ダウンロードとして提供されているミックス・バージョン公開について、アルバム・ツアーの計画について聞きました。 Dusty Kid「III」カバー このアルバムを個別のトラックとしてではなく1つの長い体験として聴いて欲しいというリスナーに対する意図を表明されていますね。このことは作曲プロセスにどのような影響をもたらしましたか?たったひとつの巨大なセットを扱っての作業だったのでしょうか? 単一のトラックとして構想していた「Leather Bears Cinematic Suite」以外は、まずトラックごとに作業を開始しましたが、すべてがつながった形となる完成形を強く意識してすべての作業を行いました。トラックが形になってきたところで、それぞれのトラックのすべてのパートを含む1つのセットを作成し、連続するミックスを作成しました。トラック間のトランジションは、結果として作業する上で最もクールな場面になりました。トラックの「寝床」となるさまざまなランドスケープを作成することができました。 最新ビデオでハードウェア・インストゥルメントの再評価についてお話しされていましたが、アルバム制作にはソフトウェアも使用されていますね。ハードウェアとLiveをどのように組み合わせて使用されていますか? サウンドやエフェクトの多くは、外部ハードウェアで録音しています。ここではLiveが重要な役割を果たしています。Liveには、シンセサイザーやエフェクトなどのハードウェアを内部プラグインとして使用・管理するのに必要な設定(MIDIチャンネル、イン/アウト設定など)すべてを含むプリセット・ファイルを作成できるクールな機能があって、クリックひとつですぐに使用できるようになります。これが可能なのは、オーディオ・カードAntelope Orion 32を使用しているからです。このカードには32のアナログ入出力があるので、使用しているハードウェアすべてをカードに接続し、スタジオ全体を簡単に操作し、まるで巨大なモジュラー・セットアップのように扱うことができます。たとえば、SH-101の出力をEms Synthiのフィルターに接続し、結果をSpace Echoに送ってArp 2600でフィルターするといったことが簡単に行えます。こうすることで、複雑なプロセス・チェーンを作成し、時には非常に変わった結果を得ることができます。アイデアとして初めからあったのは、アルバム全体のサウンドを、最近聴かれる耳慣れたサウンドとは異なるものにするということでした。ここ最近の作品は非常にデジタルかつ大音量で、パーフェクトでクリーンなサウンドで、冷たく、時に個性のないものが多いと思います。批評するつもりは一切ありませんが、こういった要素が含まれていれば、90年代にインスパイアされたサウンドからはかけ離れたコンセプトの作品になっていたでしょう。 Dusty Kidのハードウェア・シンセ・コントロール・ラック スタジオでのAbleton Liveの役割は? Liveは私のスタジオの核となっています。他のソフトウェアは使用していません。先ほど話したとおり、Liveならコンピューターからすべてをコントロールできます。外部ハードウェアを使用したいときもクリック操作ひとつですぐに準備できます。これは作曲する際にも重要な機能です。ワークフローのじゃまをしませんからね。 クラシック・ピアノを学ばれていたとお聞きしましたが、電子機器やコンピューターを使用し始めたきっかけは何でしたか? ピアノとバイオリンを勉強したのですが、子供の頃から音楽にとりつかれていたといっても過言ではありません。音楽以外に興味がありませんでしたから。普通なら習得に6~7年かかる作品をあっという間に演奏できるようになる子供でした。それで音楽学校に通うようになり、教師たちから将来有望だと言われていました。11歳のとき、モーツァルトのピアノ・コンサートを演奏したくなり、コンサートのオーケストラ部分をだけを録音できる機器が欲しいとねだりました。こうすれば、録音したオーケストラに合わせてソロ・パートを演奏することができるからです。それがYamaha QY20でした。これをMIDIで手持ちのデジタル・ピアノに接続したのですが、これが電子機器との初めての出会いでした。このモジュールにはベーシックなサウンドだけしかありませんでしたが、TR-909や808のサンプルも含まれていました。こうして、モーツァルトが4つ打ちに化けてしまったというわけです。両親にとってはとんだ災難でしたね! 新作アルバム「III」のミックス・バージョンを無償デジタル・ダウンロードとしてリリースされていますね。今回無償リリースを決断した理由は? 2013年は重要な年でした。Dusty Kid名義で初トラックをリリースしてから今年で10年だったからです。長年私の音楽を聴いてくれている皆さんに何かしなければと思い、感謝の気持ちを伝えるために無償アルバムをプレゼントするのがいいのではと思ったのです。 「III」リリースに続いて大規模なツアーを予定されていますね。アルバムには多数のハードウェアが使用されていますが、ライブはどのような構成となっていますか? すべてのパートは8つのチャンネルにステムとループとして録音されていて、すべての作品のほぼあらゆるパートを完全にコントロールできるようになっています。こうしておけば、トラックのサウンドを他のソングとミックスし、使用できるあらゆる要素を組み合わせて、非常に複雑であるにもかかわらず管理が簡単なライブ・パフォーマンスを構築できます。外部ハードウェアをライブ・パフォーマンスに加えたいとは思いますが、それが可能なのは(自宅に近い)サルデーニャで演奏するときだけです。扱いに注意が必要なシンセを運ぶことは問題ではありませんが、飛行機での移動は無理です。ハードウェアをライブ・パフォーマンスに大規模に使用しているのを見て感心することがありますが、彼らはどうやってすべての機器を運搬しているのでしょうか?飛行機での手荷物の紛失、サウンド・システムの不調、そういった話をよく耳にします。だからセットアップはできるだけシンプルにしようと決めているんです。

Pushシーケンシングとアフタータッチ - Manchester MIDI Schoolの新チュートリアル&ダウンロード

Tutorials

Pushシーケンシングとアフタータッチ - Manchester MIDI Schoolの新チュートリアル&ダウンロード

Live 9.1がリリースされ、ノートの入力とオートメーションに幅広い可能性を提供するPush用の新しいメロディ・ステップ・シーケンサーが登場しました。Manchester MIDI School創立者でありAbleton認定トレーナーのTom Lonsboroughは、新しいチュートリアル・ビデオでこのメロディ・ステップ・シーケンサーについて説明しています。 Manchester MIDI Schoolは、PushアフタータッチをLiveの任意のパラメーターにマッピングする無償Max for Live MIDI Effectも公開しています。下から操作の様子をご覧ください。 Manchester MIDI SchoolのAbleton User Groupページからデバイスをダウンロードできます。また、マンチェスター近辺にお住まいであれば、12月6日開催のユーザー・グループ・ミーティングにもぜひご参加ください。

9.1リリース - 今すぐダウンロードできます

News

9.1リリース - 今すぐダウンロードできます

Live 9.1をリリースしました。Live 9 Suite、Standard、Intro、Liteの各エディションをご所有のユーザー様は、アカウントからダウンロードすることができます(Live 9.1は手動でダウンロードする必要があります。自動アップデートはご利用いただけませんのでご注意ください)。このアップデートは、Live 9をご所有のユーザー様全員に対して無償で提供され、Live 9およびPushのユーザー様にいくつかの大幅な機能向上をもたらします。 Live 9.1では、2ウィンドウに対応し、各ウィンドウを別モニターに配置することも可能です。アレンジメントの動作を確認しながら、セッションビューミキサーを使用することができます。また、エフェクトのパラメーターの調整にひとつのモニターを使用し、MIDIクリップの編集にもうひとつのモニターを使用することもできます。かねてよりユーザー様から高いご要望をいただいていたこの機能が搭載されたことにより、音楽制作のさまざまなシナリオでワークフローがさらに向上します。 Pushをご所有のユーザー様には、Live 9.1からメロディステップシーケンサーをご利用いただけます。Pushのハンズオンインターフェースを使用して、ノートを手動や演奏により入力し、シーケンス内の各ノートを正確に編集できます。さらに、オートメーションをステップ精度で編集できるようになりました。ノート単位でフィルターを調整したり、シーケンスの最後のノートにリバーブをわずかに加えることなどが可能となります。この新シーケンサーについて詳しくは、下のチュートリアルビデオをご覧ください。 また、見えないところにもいくつかの機能向上が搭載されています。Live 9.1では新しいレンダリング・アルゴリズムが採用されており、高サンプル・レートから低サンプル・レートへのエクスポート時(96kHzから44.1kHzなど)に優れたオーディオ・クオリティを提供します。また、レンダリングがマルチコア対応となり、エクスポートがより高速になりました。超高品質かつ高速のレンダリングを、Live 9.1でご利用ください。 旧バージョンのLive 9はLive 9.1に自動アップデートしませんのでご注意ください。ableton.comのユーザーアカウントから手動でダウンロードする必要があります。 Live 9.1をダウンロード Live 9.1リリースノートを読む

Rokvidについて詳しく学ぶ - Adam Rokhsar & Winksoundの新チュートリアル

Tutorials

Rokvidについて詳しく学ぶ - Adam Rokhsar & Winksoundの新チュートリアル

Rokvid動作風景 Ableton Packストアで入手可能なAdam RokhsarのMax for LiveデバイスRokvidは、ビデオ処理用のシンセサイザー/エフェクト・プロセッサ-です。録画済みムービーやカメラからのライブ・フィードなどを使用し、Rokvidのパラメーターを調整して繊細または大胆に変化させることができます。手動、LFO、入力サウンドのプロパティでコントロールが可能です。 Adam RokhsarはWinksoundと共同でRokvid使用方法を説明したチュートリアルをいくつか作成しています。最初のビデオでは、Adamがデバイスの概要を説明しています。 次のビデオでは、AdamがRokvidをライブ・パフォーマンスに使用する際のヒントを紹介しています。 Ableton PackストアでRokvidを見る

Monster Timestretch:Point Blankの無償Max for Liveデバイス

Downloads

Monster Timestretch:Point Blankの無償Max for Liveデバイス

Monster Timestretch:Point Blankの無償Max for Liveデバイス ジャングル/ドラムンベースの復活とともに、クラシックなサンプラーに気骨あるキャラクターを加えていた90年代スタイルのタイムストレッチング・ノイズが恋しくなってきてはいませんか。この時代を再訪し新しいエリアへと可能性を広げたのが、Point Blankがリリースした「Monster Timestretch」です。ダーティで個性的にサンプルをタイムストレッチングするMax for Liveデバイスです。その様子をこちらからご覧ください。 Facebookで「いいね!」して、Point Blank Monster Timestretchをダウンロードしましょう。

Nicolas Bougaïeff:ミニマル・テクノとSteve Reichの出会い

Artists

Nicolas Bougaïeff:ミニマル・テクノとSteve Reichの出会い

「Decompress」ビデオからの1ショット Nicolas Bougaïeffの名を聞いてピンとこなくても、彼のアーティスト、プログラマー、アカデミックとしての作品を見聞きしたことがあるでしょう。Liineの創立メンバーのひとりとして、NicolasはLemur、Griid、iOS用アプリKaptureなどさまざまなアプリケーションを世に送り出してきました。Nicolasはテクノ・プロデューサーでもあり、ソロ、またMax Cooperなどのコラボレーターとともに作品をリリースしています。 最新リリース「Decompress EP」のために、Nicolasは彼自身の博士論文を利用し、友人であり、コラボレーターでもあるPlastikmanことリッチー・ホーティンのミニマル・テクノを、スティーブ・ライヒやラ・モンテ・ヤングの20世紀ミニマリズムにリンクさせました。下からタイトル・トラックのビデオをご覧いただけます。 Liveで制作された「Decompress」で、Nicolasは彼が「Reich Delay」と呼ぶカスタム・ミックスのMax for Live MIDI Effect Rackを使用しています。Covert Operatorsによる複数のM4L MIDIディレイから構築された「Reich Delay」は、スティーブ・ライヒの作品「Four Organs」の構成をOperatorで演奏したシーケンスに適応させています。Nicolasは、ディレイとキックドラム、ベースライン、「Decompress」で使用されているOperatorパッチをフィーチャーした無償Liveセットを作成しました。無償でダウンロードできます(使用するにはLive 9 SuiteとMax for Liveが必要です)。 Nicolasの作品とDecompressについて詳しくご覧になりたい方は、先進的なこの新作リリースを特集したCreate Digital Musicの詳細インタビューをぜひご覧ください。