Max for Liveにより、開発環境ソフトウェアであるMaxの膨大な創造性をLiveで実現できるようになりました。Liveでは、さまざまなインストゥルメントやデバイスがMax for Liveによって動作しています。デバイスの自作やカスタマイズを行えるほか、Max for Liveのユーザーコミュニティに集まる数多くのデバイスを試してみるなど、一歩踏み込んだ制作が可能になります。
デバイスの自作とカスタマイズ
Max for Liveは、インストゥルメント、エフェクト、ツールといった、ライブパフォーマンスやビジュアル表現などで使用するデバイスを独自に作成できるプラットフォームです。Liveのデバイスであれば、Max for Liveで開いて内部構造を確認したり、ニーズに合わせて変更したりすることができます。同じコンポーネントを使用して、異なるデバイスの自作も行えます。トラック、クリップ、シーンなどの挙動を含めたLiveの動作方法の変更も、Max for Liveを使えば可能です。
Liveの拡張
Max for Liveを使えば、Liveと外部環境との関係をまったく異なるものに変更可能です。ハードウェア・コントローラーやシンセサイザーとの接続を再設定することはもちろん、Liveのプロジェクトからオーディオを複数のスピーカーにつなげたり、Arduino、OSCといった他のテクノロジーを使って、モーターや照明などの「モノ」をLiveから操作したりすることができます。外部環境をLiveと接続してコントロールする方法は無数に考えられます。
デバイス開発者のコミュニティ
インストゥルメント、エフェクト、ツールが次々と開発され、その数が増え続けています。好奇心で少しデバイスに手を加えるライトユーザーから、本格的な開発者まで、さまざまな人たちが世界中からMax for Liveのコミュニティに参加しています。高機能エフェクトやカスタマイズされたツールなど、あらゆるデバイスがこのコミュニティに集まります。自作のデバイスを他の人にシェアすることはもちろん、単に、他の人のデバイスを使って楽しむこともできます。
Maxについて
音楽、視覚表現、テクノロジーといった分野の新たな可能性を追求するアーティストやクリエイターの間で、Maxは必須の開発環境ソフトウェアとして20年以上にわたって親しまれてきました。