コンピング
演奏した楽器の音声やMIDIを複数のテイクとして個別に録りためる機能。 複数のテイクから、うまく演奏できた部分を選んで組み合わせたり、まったく異なる独創的なフレーズを生み出したりすることができます。
Live 11のページでは、主要機能の詳細を確認することができます。
演奏した楽器の音声やMIDIを複数のテイクとして個別に録りためる機能。 複数のテイクから、うまく演奏できた部分を選んで組み合わせたり、まったく異なる独創的なフレーズを生み出したりすることができます。
複数のオーディオトラックやMIDIトラックをつなぎ合わせて、そこに含まれているものを同時に編集/選別することが可能。
コードを構成するノートのひとつひとつで、ベンドやスライドといった奏法や、鍵盤を押す力(プレッシャー)による変化が可能になります。 演奏で繊細な違いをつけることはもちろん、異なるコードにモーフィングさせたり、テクスチャーを次々と変化させたりと、幅広い演奏表現が実現します。
ピッチ、音色、プレッシャーなど、演奏のニュアンスを表現するパラメータの専用編集タブを導入。クリップの詳細ビューで専用編集タブを開けば、見やすい画面でノートへ個別に変更を加えられます。
Wavetable、Sampler、ArpeggiatorがMPEに対応。 Pushのパッドを押す力(プレッシャー)でノートごとにパラメータを操作することができます。
コンボリューションリバーブとアルゴリズミックリバーブを組み合わせ、現実の環境を忠実に再現するものから、物理的には不可能な世界まで、あらゆる空間を表現します。
入力音の構成をパーシャル(倍音を構成する部分音)に分割して引き延ばし、まったく違う響きに変えてしまうデバイス。周波数やノートによって、繊細な変化と過激な変化の両方を生み出します。 MIDIを使って楽器のように演奏することも可能。
音をパーシャル(倍音を構成する部分音)に変容させて周波数ベースのディレイで処理することで、金属的なエコーのほか、周波数を変調させたリバーブのような効果を生み出します。 現在進行中の音をとらえるためのフリーズ機能を搭載。
自然界の物理現象からアイデアを取り入れた、遊び心あふれるインストゥルメントとエフェクトを6種類収録。Dillon Bastanとの共同制作により誕生。
初期のデジタルエフェクト・プロセッサーをもとに開発されたデバイス。小刻みなグリッチ、艶やかなデジタルディレイ、奇妙なビブラートなどの効果によって、スタジオ制作やパフォーマンスで個性を演出します。 Robert Henkeと共同制作。
とげとげしいディストーションや、エイリアシングによるデジタルな音色変化、さらにサチュレーションの効いた8ビットのあたたかい質感など、初期のデジタル機材に特有の幅広いエフェクトを、新しくなったReduxが提供します。
PhaserとFlangerがひとつに合体。周波数の帯域とモジュレーションの適用範囲が広くなり、さらにみずみずしい音色に生まれ変わりました。これまでのモード設定の表現力が増したほか、新たなモード“Doubler”では、モジュレーションの適用が可能なショートディレイを提供します。
Chorusが音作りの幅をさらに拡張してChorus Ensembleとしてお目見え。ビブラート効果をはじめ、左右のステレオ感の演出や、3本の経路のディレイ信号による分厚いコーラスに使用することができます。
Live 11.1で、Frequency Shifterからアップデートしたデバイス。従来の周波数シフト、リングモジュレーション、リアルタイムのモノフォニック・ピッチシフトを搭載し、わずかなフェイズ効果や過激なピッチ変更といった処理のほか、不協和な金属音の生成を実現します。
マクロの設定状態を保存して、好きなときに呼び出すことが可能。さまざまな設定を瞬時に呼び出して音色に違いを付けたり、パフォーマンスの展開に起伏をつけたりするときに便利です。
ラック内のマクロの数を1~16基に設定できます。
設定したマクロの値にランダマイズを適用できます。ランダマイズを起動するボタンのMIDIマッピングも可能。
入力される音声のテンポをリアルタイムで検出して、Liveのテンポを自動で調節する機能。Liveのテンポに合わせてバンドが演奏するのではなく、バンドの変化に富む演奏にLiveが柔軟に追随します。
メロディーやドラムのフレーズに含まれるMIDIノートの鳴る確率を設定して、再生するたびに変化するバリエーションを生み出します。
ベロシティを変化させる範囲を設定して、均一ではない人間らしい抑揚でパターンを変化させます。
シーンでもフォローアクションの設定が可能に。次々と変化し続けるアレンジを生み出します。 フォローアクションで特定のクリップに移動したり、全体のフォローアクションの有効/無効を切り替えたりすることもできます。
多彩な声から録音した最新のボーカルサンプル集、声を使って演奏するインストゥルメント、ボーカル処理用に設計されたエフェクト・ラックを収録。
自然な音と人工的な音を重ね合わせ、情感豊かな響きを奏でるインストゥルメントを収録。ムード、空間、動きといった要素を制作で表現します。
多彩な聞き心地の持続音サンプル、自動生成されるノイズ、マルチサンプリングした楽器音、実験的な音作りを可能にするデバイスやエフェクト・ラックなどを豊富に収録。
閉ざされた環境で録音した音源により、多くの音楽スタイルで重宝される“身近さ”を演出します。 Spitfire Audioと共同制作。
自然な息づかいや、幅広い表現力と音色で金管四重奏の魅力を引き立てます。 Spitfire Audioが共同制作。
2本のバイオリン、ビオラ、チェロを録音。そのままでも、感情を揺さぶる響きを奏でるほか、自由に変更を加えて音を作り込んでいくことも可能です。 Spitfire Audioが共同制作。
Applied Acoustic Systemsとの共同制作による全インストゥルメントの操作画面が新しくなりました。
最新のエレクトロニックミュージック制作に着目して、Liveのコアライブラリが拡張しました。ドラムキット、インストゥルメント・ラック、オーディオエフェクト・ラック、グルーヴ、ループ、MIDIクリップにわたって新しいコンテンツを収録します。 さらに、ブラウザーセクションで欲しい音源を見つけやすくなりました。
Drum Boothに、MIDIドラムの新しいライブラリと、すぐにミックスで使えるプリセットを収録。 Grand PianoとElectric Keyboardsでは、旋律、フレーズ、コード進行などのMIDIクリップが追加。Chop and Swing、Skitter and Step、Drive and GlowにMIDIドラムのグルーヴや楽器パートが加わりました。
複数のループの同時編集や、全体の構造を把握しながら単独のクリップの変更が可能。ピアノロール上で楽曲全体のキーの変調も容易に実現します。面倒な画面の切り替え操作は不要です。
ノートの主要パラメータ、フォローアクション、エンベロープ、MPEを設定するための専用タブが追加。クリップ全体の把握と細かな編集が可能になります。
プロジェクト全体のCPUメーターが新しくなり、CPUの現在の使用率と平均の使用率が表示されるようになりました。各トラックにもCPUメーターを搭載し、CPUをもっとも使用しているトラックを一目で特定することができます。
LiveのMIDIエディタでスケールの設定が可能に。効率的なメロディー制作をサポートします。設定はPushと連動するだけでなく、クリップごとに変更できます。
Note iOSアプリで作り始めた曲のアイデアを、Ableton Cloudを使ってLiveに送信することができます。 送信したプロジェクトはLiveのブラウザに表示され、そのまま制作を続けることができます。
Hybrid Reverb、Spectral Resonator、Spectral Timeといったデバイスの主要パラメータをPushのカラーディスプレイへ視覚的に把握しやすく表示。Pushに搭載されたノブを使って指先で操作できます。
Live 11のキー/スケール機能がPushと連動。クリップごとに変更することができます。
Wavetable、Sampler、Arpeggiatorといったデバイスのほか、対応VSTプラグインを使えば、個別のノートに異なるアフタータッチを適用して、さらにニュアンスと抑揚の効いたパフォーマンスが可能になります。
Live 11のラックでは、1~8基のマクロに加えて、9~16基のマクロを表示して利用することができます。 9基以上のマクロにマッピングすると、自動的に9基以降のマクロが新しいページに表示されます。
Max for LiveのオーディオエフェクトやインストゥルメントをMIDI接続して、MIDI信号を送受信できるようになりました。 MIDIトラックの[MIDI From]と[MIDI To]で入力と出力を選択して接続することができます。
ノートのAPIが、再設計によってMPEに対応しました。これにより、Live 11のノート関連の新機能(ノート発音率、ベロシティ変化率、リリースベロシティ)をMax for Liveで操作できます。Simplerに読み込んだサンプルのスライスや、クリップとサンプルのワープマーカーなども、操作できるようになりました。
Max for Liveのユーザーインターフェースの統合を全面的に改修したことにより、Max for Liveデバイスを使うときに、さらに円滑な作業体験が得られるようになりました。これには、選択時の挙動、配置、スクロール動作、処理性能などが含まれます。
新しいオブジェクト“live.scope”により、オシロスコープが使えるようになりました。 Max Consoleでエラーをダブルクリックすると、そのエラーの発生元になったデバイスへカーソルが移動するようになりました。 ウィンドウ“Inspector”に新しいカテゴリ“Max for Live”が加わり、開発者のデバイスを使用できるシステムがより明確に示されるようになりました。そのほかにも、多数の点が向上しています。