Liveはスムーズで柔軟性の高い制作とパフォーマンスを実現する音楽ソフトウェアです。エフェクト、インストゥルメント、サウンドなど、各種制作機能を備えており、音楽のジャンルを問わず、曲作りに必要なものがすべてそろっています。

タイムラインに沿った従来のアレンジメントビューで制作できるほか、Live独自のセッションビューを使えば、タイムラインの制約にとらわれない即興演奏も可能です。音楽を停止したり、制作の勢いを中断したりすることなく、Live内を自由に行き来しながらアイデアを試せます。

Liveを使った音楽制作

音楽制作はいつもひとつのアイデアから始まります。それは、メロディを演奏しているときかもしれませんし、レコーディングしたいボーカルを見つけたときかもしれません。切り出したいドラムブレイクや、お気に入りのシンセ音を見つけた場合も考えられます。どんなアイデアから制作を始めるときでも、Liveを使えば、思い浮かべている音楽を形にしてスピーカーから鳴らしてみることができます。

ラフスケッチ 編集 実験

セッションビューでは、タイムラインの制約にとらわれることなく音楽のアイデアを自由に組み合わせることができます。アイデアを一瞬で形にできるセッションビューは即興演奏の場として理想的です。異なる長さのオーディオ・ループやMIDIイベントを好きな組み合わせで再生できます。音楽を停止する必要はありません。

細かな編集

アレンジメントビューでは、タイムラインに沿って音楽を編集します。パートを納得いくまで編集して、自分の楽曲のセクションを構築可能です。アイデアをいちから膨らませていくときや、フルトラック1曲をアレンジするときなど、どんな状況でも制作の最終目標を忘れることなく細かな編集を行うことができます。セッションビューでレコーディングした作業はすべてアレンジメントビューで確認できるので、状況に合った制作方法で楽曲を仕上げられます。

アイデアをLiveで形にする

思いついたアイデアがどんなものでも、それを形にする方法がLiveには備わっています。ハードウェア・シンセ、ソフトウェア・プラグイン、ドラムマシン、ギターなど、この世に存在するあらゆる音をレコーディングすることができます。新機能のCaptureを使えば、演奏後のMIDIノートを取り込めるので、ふとした瞬間に思いついたアイデアや偶発的な演奏から音楽を作り込んでいくことができます。ほかにもLiveにはオーディオクリップから音情報をMIDIクリップに抽出する機能が備わっています。ドラムブレイク、メロディ、ハーモニーパートなどをMIDIパターンに変換すれば、MIDIのパラメーターを編集したり、同じMIDIパターンで別の音を鳴らすことができます。

ビデオ:オーディオ-MIDI変換

テンポの異なるサウンドでもOK

Liveでスムーズな音楽制作を行える理由として、「ワーピング」という機能が挙げられます。これにより、音楽を停止することなく、あらゆるオーディオのテンポやタイミングをリアルタイムで変更することができます。テンポの異なるループを組み合わせたり、レコーディングしたパフォーマンスのタイミングのずれを修正したり、オーディオをまったく異なるサウンドデザインに作り変えたりすることも可能です。

独自のサウンドを構築するインストゥルメント

Liveのサウンドデザインの基盤となる内蔵デバイスには、Wavetable、FM、フィジカルモデリングといったシンセエンジンが含まれています。直感的に操作可能なインターフェースを採用した柔軟なシンセデザインにより、複雑な音作りが身近になりました。2基のサンプリングインストゥルメントを使えば、スライス、ワーピング、マルチサンプル・プレイバックなどの便利な内蔵機能により、サンプル音源をさらに活用できます。

直感的に演奏できる無限の可能性を秘めたAbletonの新型シンセサイザー。さまざまな波形から構成されるウェーブテーブルを使って、ストレッチやモーフィングなど多彩なサウンドメイキングが可能。
FMと減算方式を組み合わせた万能型シンセサイザー。
クラシックシンセパラメーターを搭載した簡単操作のパワフルなサンプラー。

さまざまな用途に使えるエフェクト

Liveには、アイデアを膨らませて音作りを行うのに欠かせないエフェクトが搭載されています。MIDIエフェクトを使えば楽曲を独創的に操作することができます。自分の望む音を作るときはオーディオエフェクトが便利です。アナログモデル・ノイズ、ディストーション、サチュレーションといった荒々しいサウンドを生み出すタイプから、ミックスをきれいに整える精密なツールまで、さまざまなエフェクトがそろっています。

80年代のSSLコンソールのバスコンプレッサーをベースとするアナログモデルのコンプレッサー。
7種類のギターアンプのサウンドと特性をエミュレート。
クラシックなハードウェアルーピングペダルをベースにオーディオを録音、ループ、オーバーダブ。
アナログとデジタルの伝統的なハードウェア・ディレイサウンドを両立するデバイス。
実際または非現実の室内空間の音響をシミュレート。
音色を形作る様々なコントロールを搭載した8つのパラメトリックフィルター。
入力オーディオのリアルタイム分析と視覚化。
入力MIDIノートを別の出力MIDIノートに再マップ。
押鍵されているコードのそれぞれのノートを取り込み、リズムパターンで再生。

サウンドセレクション

Liveには、あらゆるタイプの音楽制作に使える音源が内蔵されています。Liveの全エディションに含まれているCore Libraryには、ビンテージシンセ、アナログ・ドラムマシン、マルチサンプル・ドラム、エレクトリックピアノのほか、さまざまな楽器音からなる豊富な音源が収められています。特定のテーマに沿ってサウンドを厳選したCurated Collectionsも搭載し、Instrument Racks、クリップ、サンプルなどを使って新しい音へ作り変えていくこと可能です。

Core Library
PlayDrum Essentials
PlaySynth Essentials
PlayDrum Booth
PlayElectric Keyboards
PlayPunch and Tilt
PlaySkitter and Step
PlayChop and Swing
PlayGlitch and Wash

Liveの「演奏」を可能にするPush

実践的にLiveを使うときにうってつけなのが、ハードウェア・コントローラーのPushです。ビートの打ち込みやメロディの演奏はもちろん、サンプルのスライスや音作りも可能。PCを操作することなく、音楽をミックスして1曲のトラックに仕上げられます。アップデートごとに新機能が追加され、LiveとPushのさらなる一体化が進んでいます。

Pushについてさらに詳しく

iOSアプリから自作のLiveセットをエクスポート

さまざまなiOSアプリに搭載されている新しいLiveセットのエクスポート機能を使用すれば、いつでもどこでもアイデアを素早くキャプチャし、Liveに取り込むことができます。

エクスポート機能対応アプリをチェック

iOSよりLiveセットへの書き出し方をご覧下さい

接続 拡張 カスタマイズ

Liveには制限がありません。必要なものはすべてそろっていますが、Liveを自分だけの仕様にセッティングしたり、外部環境と接続したりすることができます。Packの追加から、Maxを使ったデバイスの自作まで、考えられることはおよそどんなことでもLiveで実現可能です。

コントロール

Liveのすばらしさがさらに発揮されるのは、実際に操作するときです。ノブ、フェーダー、ボタンをマッピングすれば、ほぼすべてのパラメーターをコントロールできます。

人気コントローラーを見る

他のデバイスとの同期

Linkを使うことで、セットアップを拡張して他のデバイスを交えた制作が可能になります。ネットワーク接続上でタイミングを同期させるので、ReasonやSeratoといったソフトウェアとLiveを簡単に同時演奏できます。最近数が増えているiOSアプリとも同期可能です。

Linkについてさらに詳しく

Linkについて詳しく

サウンド ループ サンプルの追加

Packを追加することで、インストゥルメント、エフェクト、ループ、サンプルといったコレクションを新たにLive上で使うことができます。各Packは著名なサウンドデザイナーが特定のテーマに沿って制作したものです。収められた音源はライセンスフリーなので、自分の制作プロジェクトですぐに使うことができます。

購入・ダウンロード可能なPackを見る

PlayAnalogik Bundle
BeatSeeker
PlayFuture Beat
PlayIota
PlayOSCiLLOT
PlayMidiVolve
PlayOrchestral Ensemble Essentials
PlayJapanese Taiko Percussion
PlayTricky Traps

Liveのカスタマイズ:外部機器との接続

Max for LiveはLive上のさまざまな楽器やエフェクトを動かしているソフトウェア・プラットフォームです。デバイスをカスタマイズしたり、いちからオリジナルデバイスを作ったりできるほか、Liveの動作の仕方さえも変更可能です。さらに、光、カメラ、センサー、サラウンドシステムを交えたセッティングができるなど、さまざまな可能性に満ちた世界が広がっています。

Max for Liveについて詳しく見る

Max for Live Connection Kit

Liveを使ったパフォーマンス

ステージ上で即興演奏するときや、自分の楽曲に合わせて実際に演奏するとき、Liveは最高の環境を提供します。Liveに自分を合わせるのではなく、Liveの動作の仕方を自分のパフォーマンスに合うように変更することできます。

毎回異なるパフォーマンス

Liveがパフォーマンスに理想的である理由として柔軟性が挙げられます。Liveなら、楽器やエフェクトを自分だけの組み合わせに設定して、8つのマクロノブでパラメーターをいくつでもコントロールすることができます。

ステージ上では自分の音楽を鳴らすだけでなく、リアルタイムでリミックスやシーケンスの再構築を行えます。柔軟性の高いMIDIマッピングを使えば、Live上のほぼすべてのパートを任意の外部コントローラーで変化させられるようになります。

パフォーマンスでのハブ機能

パフォーマンスをまとめる役割にLiveを使うことができます。外部ハードウェア、内蔵アウトボードエフェクト、ミキシングデスクなど、パフォーマンス中に使用するものを一挙にコントロールします。ほかにも、単独の即興演奏や、リアルタイムでのリサンプリング、他人の演奏した音の加工なども行えます。複数の音楽ソフトを使用してパフォーマンスを行う場合は、Linkを使って音楽ソフトウェアを同じネットワーク上で完全に同期させることができます。

演奏形態を選ばない万能性

ソロ出演とバンド出演のどちらであっても、パフォーマンスのアレンジにはLiveが頼りになります。Max for Liveを使えば、音だけを扱うパフォーマンスに限らず、ビジュアルプロジェクションや照明インスタレーションを音楽と同期させながらコントロールできるほか、センサーとの接続など、さまざまな表現に対応します。

Liveのユーザーコミュニティ

素晴らしい作品を生み出す世界中のLiveユーザーたちがコミュニティで知識や情報を共有しています。最近の例の一部を以下にまとめています。

若手ビートメーカー集団Team Supreme直伝:メンバー同士の方向性をまとめるチームワークの活かし方

BattlesMeridian BrothersHolly HerndonSandunes:バンドとソロアーティストが教えるLiveのステージ活用法/スタジオ活用法

One Thing - プロデューサー、コンポーザー、アーティストが教える制作のショートアドバイス(毎月更新)

最寄りのAbleton User Groupの探し方:さまざまな経歴を持つLive愛好家たちが集う学びの場所

Patchesなどさまざまなアーティストが教えるアイデア満載の無料オンライン学習プログラム

Emile HoogenhoutAfroDJMacらAbleton認定トレーナーによる新テクニック習得講座(Liveの無料インストゥルメントを入手可能)

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