今週のFree Stuff Fridayでは、あなたのソニック・パレットを拡張させるユニークで多用途なツールを多数お届けします。サーキットベンドのドラム・パック、手の込んだオーバードライブ・パッチ、グロッケンシュピールの魅力的なトーンが醸し出すノスタルジーをお楽しみください。
冷静に、情熱的に
ディストーションについて詳しく知りたいと思ったら、Ableton認定トレーナーMateusz Telegaのマルチバンド・オーバードライブ・パッチをチェックしてみましょう。3つの異なる周波数帯域のオーバードライブを微調整し、倍音を造形。シンセに繊細なディテールを加え、ドラムの音響特性をシェイピングするのに最適です。このパッチにはMax for Liveが必要です。お持ちでない方は、こちらからご購入いただけます。

Mateusz TelegaのMultiband Overdrive
Multiband OverdriveをAcademy of Soundからダウンロード
サーキットベンディング
シンセを解体し、はんだごてを使って回路基板を焦がした経験のある方なら、クールな新機能を追加することと、最高のツールをだめにしてしまうこととは紙一重であることを身をもって学んでいることでしょう。より安全でよりスピーディなオプションをお探しなら、こちらのBeat Picnicのサーキットベンド・サンプルをダウンロードすることをおすすめします。ヤマハPSR-36のドラムに手を加えて面白いサウンドを提供しています。
Beat Picnicのサーキットベンド・サンプルのショートデモを聴く
Circuit Bent PSR-36 Drum RackをBeat Picnicからダウンロード
アクアティック・ヴァイヴ
グロッケンシュピールはパーカッション属の楽器ですが、PerforModuleのチームはそれを独特の雰囲気のあるサウンドへと変化させました。カシオPX-300からのサンプルをチューブ・プリアンプを使用して録音されたRackにはモーフィング可能なフィルタリング、マレット・パディング、バタフライ・トレモロなどのクールなマクロが搭載されており水辺のようなビブラフォンのヴァイヴを提供します。水といえば、ミステリアスなパラメーター「Water」もお試しを。ディープで怪しげな深海の世界への旅を楽しめます。
MPX-306 Glockenspiel動作の様子を聞く
PMX-306 GlockenspielをBedroom Producers Blogからダウンロード
今週は以上です。来週もたくさんのフリー・ツールをお届けしますので、どうぞお楽しみに!皆さんも、紹介したい面白いツールがあれば、Facebook、Twitter、Google+にご投稿ください。その際は、ハッシュタグ #FreeStuffFriday をお忘れなく。