Free Stuff Friday: クラシックなハウス・サウンド、ジェネレーティブ・シーケンサー、インスタント・エフェクト・テクスチャ

今週もFree Stuff Fridayの時間がやって来ました。10月になり、2014年も残り3分の1となりましたが、FSFはますますパワーアップ!2015年に向けて、どんどん面白いツールをお届けしていきます。今週は、ハウスにぴったりのビンテージ・キーボードのクラシックなサンプル・サウンド、Max for Liveジェネレーティブ・シーケンサー、サウンド・テクスチャをすぐさま提供するエフェクト・ラックを紹介します。
クラシックなキーボード・サウンド
1980年代のバラードといえば、ヤマハDX7のピアノ・サウンドにぴんとくる方がたくさんいることでしょう。FM合成のパイオニア的存在(かつAbletonのOperatorのインスピレーション)であるDX7は、きらびやかで金属的な音色が特徴です。ホイットニー・ヒューストンの名曲に使用されているエモーショナルなピアノをお聴きください
バラードだけでなく、DX7のピアノはハウス・コードをふくらませるのにも最適です。クラシックなハモンドオルガン・サウンドと組み合わせるとさらにすばらしいものになります。認定トレーナーPaul Laskiは、DX7とハモンドオルガンの両方をマルチサンプルし、Live用Packとして公開しています。
DX7 E.Pianoをダウンロード
Hammond House Organをダウンロード
ジェネレーティブ・シーケンサー

アルペジオに新しいアイデアをお探しですか?展開しながらも音階の範囲内に留まるパターンが必要ですか?ミュージシャン/サウンド・デザイナーのKasper SkovのユニークなMax for Liveシーケンサーgenstep16をお試しください。ノートベロシティとデュレーションに対する調整可能な16ステップのバルブ、長調と短調のセット(Kasper によると今後さらに増えるとのこと)を搭載したgenstep16は、面白いランダマイゼーション・オプションを提供するインスピレーションあふれるツールです。
genstep16をmaxforlive.comからダウンロード
もっとテクスチャを!
音楽にもっとテクスチャが使用されてもいいと思いませんか?こんな感じでぶっちゃけているミュージシャンも一部にはいますが、きらびやかなテクスチャ・サウンドを使えばトラックが引き立つのに、と思える作品は少なくありません。こういったサウンドのデザインは簡単ではないのですが、認定トレーナーRob JonesとProducertechによるこの新Rackが役立ちます。
幅広いサウンド・メイキングに適したサンプルやマッピングを収録したRobのRackでは、コオロギの鳴き声、機関室の音、湧き水といったサウンドを作成できます。ぜひ独自のテクスチャを作成してみてください。
Producertech FX Rackをダウンロード
今週はここまで!来週もぜひご覧ください。皆さんも、クールなツールを見つけたらぜひご紹介ください。Facebook、Google+、Twitterからご投稿いただけます。その際は、ハッシュタグ #FreeStuffFriday をお忘れなく。