Max for Live

Transient Machines

制作: Surreal Machines

Transient Machinesは、ディープなサウンドシェイピングを可能にするMax for Live Packです。プロ向けレコーディング・スタジオのトランジェント・デザイナーをモデルに製作されたTransient Machinesは、ドラム、ループ、その他のダイナミクスのリシェイピングのための多用途なツールです。

USD 49

Surreal Machines(Dub Machines Packを開発したチーム)により製作されたTransient Machinesは、シンプルなコントロールと直感的なインターフェースを使用して、楽曲内のトランジェント信号のディープなリシェイピングを可能にする、Liveのための新しいダイナミクス・プロセッサーPackです(PackはそのままPushでも使用できます)。Transient Machinesを使用すれば、スネアやクラップのアタックにパンチを加えたり、ブーミーなキックドラムやタムのディケイを縮めたり、あらゆる種類のオーディオのトランジェント成分をクリエイティブに操作したりできます。

Transient Machinesは、サウンドのコントラストを調整するダイアルのようなものと考えるとよいでしょう。パンチを素早く追加したり、サウンドを遠くへ移動させたり、サウンドの残響やがたつきを除去したり、デバイスを使用して自然なゲート・エフェクトを作成したりできます。Transient Machinesはドラムやパーカッシブなループでの使用を想定してデザインされてはいますが、シンセライン、ボーカル、グループ化したチャンネル、さらにはミックス全体に適用すると興味深い結果につながることもあります。

Transient Machines Packは2つの別個のツールから構成されています。マルチバンドのドラムプロセッシング・チャンネルストリップImpact、よりコンパクトなトランジェント・シェイパーCrackです。

Impact

Impactは、より本質的な、細部重視のトランジェント・シェイピングに役立つようデザインされています。マルチチャンネル・プロセッサーはトランジェント変更を1/2/3バンド間で切り替えることができます。異なる周波数帯域を個別に調整できるため、ハイハットのアタックを強調したいが、同時に低域のキックドラムのアタックは弱めたいという場合にも、各周波数帯域の[Attack]と[Sustain]コントロールを調整するだけで簡単に行えます。

ダイナミクス・プロセッシング・チェーンの一部として、Impactには切り替え可能な4種類のアナログモデルのサチュレーションが用意されており、また、最終プロセッシング・セクションにはトランジェント成分の処理用に特別にデザインされたクリッパー、リミッター、マキシマイザーが含まれています。トランジェントを思い通りにシェイピングできるだけでなく、プロセスにおいてサウンドにさらなる特徴を与えることもできます。

Crack

CrackはTransient Machines Packの主力となる部分です。コンパクトなこのトランジェント・シェイパーは、単体のドラム・サウンドの特性を調整したり、ループを素早く調整したりと、ユーティリティとしての使用に最適です。さらに、Crackには[Dry/Wet]信号コントロールも搭載されており、処理済みオーディオとオリジナル信号の両方を使用して面白いブレンドを作成できます。

Impact同様、Crackにも、ピーク・リダクション用のカスタム・リミッター、ソフトなアナログモデル・クリッピング、トランジェント成分への使用に特化したマキシマイザーが用意されています。

USD 49