Ableton Liveのクリップが基準となったセッションビューは、初めてのDAWに最適です。 音楽制作者は構造に縛られることなく、音楽的なアイデアを試し、探求することができます。 この授業では、生徒がセッションビューで音楽を作る過程を紹介します。 ユーザーインターフェースを操作し、オーディオクリップのコレクションを使って、独自の音楽を作成します。
Ableton Liveのセッションビューは、ノンリニアなワークフローで、音楽制作者は始まりと終わりを決めずアイデアを探求することができ、即座に楽しく直感的に音楽制作を始めることができます。 世界中のアーティストが、自分の音楽をライブで演奏するための手段としてセッションビューを使用しています。
クリップ、トラック、シーンの相互作用や、ブラウザ、テンポ、トランスポートコントロールの操作方法の理解は、この学習の基礎となります。
世界中のアーティストがステージやスタジオでAbleton Liveのセッションビューを使用しています。 Rachel K Collierによるこのビデオは、MIDIハードウェアとセッションビューの組み合わせが、いかに柔軟なパフォーマンスツールとして使用できるかを示す素晴らしい例です。
議論を深めるための質問:
クリップ、トラック、シーンの重要な役割が以下の動画の3分20秒から4分12秒の間でわかりやすく説明されています。
Ableton Liveの主なインターフェースは、エクセルのスプレッドシートのように見えるかもしれませんが、これで多くの音楽制作が行われているのです。 このガイドでは、セッションビューでの音楽制作の構成要素を説明します。
【ガイド】セッションビューの操作
ブラウザーでは、Ableton Liveを使って音楽を作るのに必要なすべての素材を見つけることができます。 このガイドでは、各項目の情報と、それを操作する方法を紹介します。
【ガイド】 Ableton Liveのブラウザー
Liveのセッションビューでは、始まりと終わりを決めずにそれぞれ異なるパートを組み合わせることで、音楽のアイデアを探求することができます。
この実践課題では、生徒は付属のオーディオクリップからサウンドを選びます。 Ableton Liveのセッションビューでそれらを合わせ、ユニークな音の組み合わせを作り、クラスで共有します。
「付属のLiveセットには、Drums、Bass、Music Loops、Otherの4つのトラックが用意されています。 私は、各トラックが『バンドのメンバー』(ドラマー、ベーシストなど)のようなもので、各トラックにドラッグしたサウンドは、その『バンドのメンバー』が演奏するものに合致させる必要がある、と生徒に説明するのが好きです。」— マット·リッジウェイ(Matt Ridgway)
教師がテクニックを実演したり、生徒の初めてのLiveセットとして使うことができます。
【ダウンロード】Liveセット “First Steps in Session View”
ガイド“セッションビューでのクリップ操作”では、クリップの創作的なワークフローのための便利なショートカット操作やテクニックを紹介しています。創作的なクリップの作業手順を生徒と共有したり、授業で説明することができます。
【ガイド】セッションビューでのクリップ操作
「生徒がクラスの前で自分の作品を共有したり話したりすることを推奨します。そうすることで生徒が自分の音楽制作に積極的に参加し、前向きになり、つながりを感じる機会となります。」— マット・リッジウェイ(Matt Ridgway)
Ableton.comでは、収録フォルダ“Construction Kits”のような構成のPackを無料で利用することができます。
【検索】無料で使えるPackの一覧
Ableton Live独自のワークフローとして、セッションビューの演奏をアレンジメントビューに録音することができます。 この授業の締めくくりとして、また「アレンジメントビューを使ってみよう」の授業につながる優れた手法です。
ガイドでは、このワークフローを補助するたくさんの教材を紹介します。
「生徒と一緒にこのプロジェクトに取り組む時は、クリップのトリガーとオートメーションをセッションビューからアレンジメントビューに記録して作曲します。
私はいつも間違えてしまいますが、それがきっかけでアレンジメントビューでの編集について話しあうことができます。 間違えることが普通になり、 また間違いが結果的に一番いい箇所になる利点もあるのです。」— マット·リッジウェイ(Matt Ridgway)