3. Liveをオーソライズする

Liveは、コピープロテクションスキームにより、違法な使用から保護されています。 このスキームは、高いセキュリティ基準を満たす技術が使用されているにもかかわらず、面倒な操作が比較的少なく、アンロックを簡単に行うことができます。 コピープロテクションは、ご購入いただきました製品を保証するものであり、また、Abletonによるユーザーの皆様へのサポート提供とLive開発を支えるものです。 ぜひ、以上の点をユーザーの皆様にはご理解いただき、ご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

Liveのスタンダードライセンスでは、一度に1つのコンピューターでLiveを使用することができます。 2回以上オーソライズする場合の法的および技術的条件については、下の項(「コピープロテクションに関するFAQ」参照)をご参照ください。

Liveを初めて起動する際、オーソライズ手続を行うためのウィンドウが表示されます。 手順に従ってオーソライズ処理を行ってください。

オーソライズしたいコンピューターがインターネットに接続されている場合、ダイアログボックスの対応するボタンをクリックすれば、自動的にオーソライズされます。 インターネットに接続されていない場合、[インターネット接続なし]のボタンをクリックし、指示に従ってください。

3.1 コピープロテクションに関するFAQ

3.1.1 シリアルナンバーがなくても、Liveやその他のAbleton製品を使用できますか?

Liveまたはそのアドオン製品をご購入いただいていない場合には、試用することができます。 しかし、作業内容の保存とエクスポートはできません。

Liveまたは他の製品をご試用後、購入をご希望の場合は、Abletonウェブショップ https://www.ableton.com/ja/shop/ をご覧ください。 ウェブサイトには、Ableton正規代理店と小売店に関する情報が掲載されています。 Ableton製品は、オンラインでご購入いただくこともできます。

3.1.2 コンピューターの構成要素が変更された場合は?

ご使用のコンピューターの構成部分に何らかの理由で変更が加えられると、ソフトウェアのオーソライズをもう一度行うかどうか尋ねるダイアログが表示されます。 コンピューターの周辺機器(オーディオ/MIDIハードウェア、プリンター、モデムなど)を取り替える場合にLiveを再オーソライズする必要はありません。 しかし、マザーボード、プロセッサー、ネットワークカードを交換する場合には再オーソライズが必要となることがあります。 コンピューターによっては、ハードディスクを再フォーマットすると新たにオーソライズが必要となる場合があります。

3.1.3 Liveを2回以上オーソライズすることは可能ですか?

Liveのスタンダードライセンスでは、一度に1台のコンピューターでのみLiveを使用することができます。 Abletonサーバーは、同時に2台以上のコンピューターでLiveを使用しないことを条件に、オーソライズを2回まで許可します。

つまり、スタジオのデスクトップコンピューターとツアー用ラップトップの両方にLiveをインストールして使用することは可能ですが、2つのコンピューターを同時に使用することはできません。

Abletonサーバーがオーソライズを拒否した場合、Abletonテクニカルサポート https://www.ableton.com/ja/help/ までご連絡ください。 

同時に2台以上のコンピューターでLiveを使用するには、追加ライセンスまたはサイトライセンスが必要となります。 Abletonでは、これらのライセンスを特別価格にて提供しています。

3.1.4 オーソライズされていないコンピューター上でセットを再生することは可能ですか?

Liveがオーソライズされていなくても、Liveセットのロードと実行は時間制限なしで行えます。 しかし、作業内容の保存とエクスポートはできません。 ツアーなど、外でLiveをご使用になる場合には、Live USBインストーラーと、最新のLiveセットのバックアップを携帯されることをおすすめします。 万が一の場合、Liveをコンピューターにインストールし、バックアップのLiveセットを再生することができます。

3.1.5 コピープロテクションに関するお問い合わせ

Abletonのテクニカルサポートのページをご参照ください。

Live 11マニュアル(PDF)のダウンロード

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