このようにして見つけた音は、数え切れないほどのアーティストや音楽プロデューサーの作曲に使用され、作品に独特の音の個性を加えてきました。 授業3では、このコンセプトを探求し、見つけた音をDrum Rackで鳴らして独自の音楽作品を作り、それを仲間と共有します。
【実践の補足】
※ドラムラックを自作しない場合は、見つけた音用の付属Drum Rackを使用することができます。
ビートのプログラムや演奏方法を学ぶために、生徒の一部、または全員が更なる手助けを必要としていることに気づいたのなら、利用可能な教材はたくさんあります。 以下に、MIDI ドラムビートのプログラムと演奏方法を学ぶのに役立つ教材をいくつか紹介します。
Learning Musicの“ビートを作成する”では、この学習指導案の最適な付属教材として利用できます。
Liveにエクスポートする機能を使用して、ブラウザで作成したパターンを
直接Liveに移動することができます。
【ウェブ教材】Learning Music“ビートを作成する”
動画“Push 2を学ぶ:ドラムを演奏する”は、Drum RackとPush 2を使って、シーケンス作成とライブパフォーマンスの両方を実演します。これはPush 2を使用する人にとって便利な教材です。
Melodicsは、フィンガー·ドラムとキーボードのスキルを磨くなら、このアプリで追求してみたいと思ってしまう音楽トレーニングアプリです。
【アプリ】Melodics website * (英語)
* Melodicsは有料サービスですが、期間限定の無料アクセスも提供しています。
この課題実践では、授業2で作成したドラムラックを使って、音楽的なアイデアを開拓するように生徒を促します。
生徒はこれまでの経験、音楽性、技術力、個人的な制作手順の好みなど、多様な側面の経験を背景にこの課題に臨むことになります。 付属ガイドではこのことを念頭に置いて、生徒がMIDIのビートを打ち込み始めるのを支援することを目的としています。そして、MIDI楽器でのビートの打ち込みとパフォーマンスをキャプチャする新しい制作手順を紹介します。
完成された曲の構成は、教師自身の授業での必要性に応じて左右されるため、意図的に変更可能なままにしています。
マウスで直接MIDIクリップにMIDIノートを入力することで、簡単にリズムを作り始めることができます。
このガイドでは、MIDIクリップを作成するための最初のステップと、素早く良い音でビートを鳴らせるように簡単なリズムを構築する初めの一歩を提供します。
【ガイド】マウスでMIDIノートを入力しよう
生徒の中には、MIDIクリップでパターンを作り始めるのに特別なサポートが必要な人もいるかもしれません。
以下のPDFはダウンロード可能で、生徒が提供された例題を作り直せるように、より構造化された方法を提供しています。
提供されている基本的なリズムパターンは、どのようなドラムラックを使っていても、すぐにいい結果が得られやすくなっています。また、さまざまなテンポで鳴らしても、いい結果が得られやすくなっています。
【ガイド】ドラムパターン例
Pushなどのパッドコントローラを接続することで、Drum Rackを使用したパフォーマンスが可能になります。 多くの人にとって、ライブでMIDIノートを演奏する触覚的な感覚は、創作を始めるのに最適な方法です。
このガイドでは、MIDI楽器を接続している人や、打ち込みよりもリズムを演奏することを目的としている人に向けた対策法を紹介しています。 LiveのMIDIキャプチャー機能の使用方法を段階的な過程で記されています。生徒はクリックトラックを再生する必要がなく、より自然な一連の流れの中でビートを作りながら、見つけた音をDrum Rackで演奏することができます。
【ガイド】MIDI楽器でMIDIノートを演奏しよう
ヒント:動画“Learn Live 10 を学ぶ – MIDIキャプチャー”では、MIDIキャプチャーの詳細と創造的な制作手順の取り組み方について説明しています。
「生徒がグループの前で自分の作品を共有したり、演奏したり、話したりすることを奨励することは、この学習指導案の締めくくる方法として効果的です。 生徒たちが自分たちの音楽作りに積極的に関わり、前向きになり、つながりを感じる機会を提供しています。」マット・リッジウェイ(Matt Ridgway)
生徒の学習の進捗状況を確認し記録するために、これらを組み合わせて実施します。