Max for Live

FlexGroove

制作: Martin von Frantzius

グリッドにとらわれないMIDIシーケンスを行うMax for Liveデバイス「FlexGroove」が登場。 突っ込み気味から引き気味まで、グルーヴを表現力豊かに操作。テンポを違うテンポへスムーズに変化させたり、従来のスイング感とは異なるパターンを模索したりと、音楽制作の独創性を刺激します。

USD 49

電子音楽から交響曲まで

これまでにないリズムを追求したい、さまざまなタイミングの揺らぎを思いのままに操ってみたいと考える音楽制作者にとって、重宝するツールとなるのがFlexGrooveです。 人間の演奏を思わせるエレクトロニックミュージックや、奇抜なMIDIパターンのビート制作に役立つほか、 音のタイミングを持ち味にしてクラシック音楽や劇半を手掛けるときにも、作曲のアイデアを絶えず提供します。

個性の演出/混沌の制御

クラシック音楽の素養を持ち、作曲者、バイオリン奏者、音楽ソフト開発者として活動するMartin von Frantziusが開発したFlexGrooveは、細かなタイミング変更、ポリリズム、テンポ変更といった自身の実験的な制作に使われていました。グリッドから軽く外すだけの小さな変化から、混沌とした状態の制御にいたるまで、幅広い効果をもたらします。さらに、そのすべてを“Amount”と記されたスライダーで操ることが可能。 Pushに完全対応しているので、主要なパラメータをノブやボタンで変更することができます。

タイミング命

タイミングを設定するモードは6種類。グリッドにとらわれないMIDIパターンでリズムを生成します。35種類のプリセットも利用可能。

  • Free time:ブレークポイントを使ってタイミングを操作します。
  • Acceleration:パターンのテンポを徐々に速くします。
  • Deceleration:パターンのテンポを徐々に遅くします。
  • Sine/half sine:曲線に形に沿ってタイミングを早く/遅くします。
  • Ratio:MIDIシーケンスのテンポを異なるテンポに推移させます。
  • Swing engine:拍から外れる揺らぎを楽曲に与えます。

さまざまなパターンを模索

パターンページではシーケンサーを使って、変化をつけたり、曲のパートを人間が演奏しているかのように演出したりすることが可能。 ノートの強弱を調節するベロシティ・シーケンサー、発音確率を制御するプロバビリティ・シーケンサーの2基を搭載しています。 自分だけのパターンを作るもよし。59種類のパターンのプリセットに変更を加えるもよし。 作成したリズムパターンは瞬時にMIDIクリップとして書き出せるので、そのリズムパターンで違う音色を鳴らすことはもちろん、レイヤーや編集による作り込みも可能です。

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